やめたらニオイ気になりません!【歯科医師が解説】口臭につながる「NG習慣」と予防法
自分の口臭、人知れず「ヤバい」と感じることはありませんか?マスクをする機会が減り、口臭をカバーできなくなったと感じている人も。実は口臭につながるNGな口内ケアや生活習慣をおこなってしまっているかも!歯科医師で医療法人社団アスクラピア 統括院長の永田浩司さんに教わります。
口臭の原因って?唾液の種類を知ろう
朝起きたときに、口の中がネバネバしてニオイが気になることはないでしょうか?永田さんによれば、これは寝ている間に唾液の分泌量が減り、口の中の細菌が増えやすくなることが原因で起こる生理的口臭とのこと。誰にでも起きるので、気にする必要はないそうです。
ただし、日中にこのようなネバネバ唾液が多い状態が続くと、口臭が出やすくなってしまうといいます。そもそもネバネバ唾液はどんなときに出るものなのでしょうか。
永田さん唾液にはネバネバ唾液といわれる粘液性の唾液と、サラサラ唾液といわれる漿液(しょうえき)性の唾液の2種類があります。ストレスなどによって交感神経が優位になると、ネバネバ唾液が分泌され、サラサラ唾液の分泌は抑制されます。
このとき、口の中は唾液が減って渇いた状態になってしまいます。