きちんと備えていますか? 女性約100人と現役医師による「用意しておくべき防災グッズ、医薬品」
2.解熱鎮痛薬
解熱鎮痛薬も、常備薬としてストックしておきたいものです。災害時月経がかぶったときの生理痛対策としても使えますし、災害時のストレスで頭痛や腰痛が起こったときにも活躍しますね。一般的にはロキソニンなどの非ステロイド性抗炎症薬、タイレノールなどのアセトアミノフェンなどがおすすめです。普段使用しているものだと安心ですね。
3.整腸剤
避難所生活になった際など、いつもとは違う食事を摂取しないといけなくなると、お腹の調子を崩すことがあります。また寒い季節だと、冷えによって下痢がちになってしまうこともあるでしょう。そういったときに活躍するのが、腸の調子を整えてくれる整腸剤です。乳酸菌が配合されている、ビオフェルミンなどがおすすめですね。
ストレスで胃痛が起こりやすい人は、あわせて胃薬を、下痢しやすいひとは下痢止め薬も入れておくと安心でしょう。
4.便秘薬
災害時には、水分摂取が少なくなったり、運動量が減少したり、食事摂取が不規則になることによって、便秘がちになることもあります。代表的な便秘薬には、酸化マグネシウムやコーラックなどがあります。
5.ビタミン剤
避難生活が長くなる場合には、栄養バランスが崩れやすくなります。