もう老け見えしない! 専門医が教える「アンチエイジング効果」もある熱中症対策
連日の厳しい暑さに加えて、コロナ禍におけるさまざまな自粛による活動量の低下等で2021年の夏は特に熱中症のリスクが高いそう。誰もが注意すべき熱中症、その対策に実はアンチエイジング、つまり老化を防ぐ要素が詰まっているのをご存知でしょうか。日本抗加齢医学会専門医の竹中奈織先生が、アンチエイジングにもつながる熱中症対策を教えてくれます。
熱中症対策で知らない間にアンチエイジング効果
毎日暑い日が続き、ニュースでも最高気温記録更新や熱中症アラートという言葉が当たり前になってきました。加えて自粛生活も長引き、活動量の低下に伴い筋肉や体力も低下し、今年は例年よりも熱中症になりやすい環境といわれています。
誰でも条件がそろうと生命を脅かしてしまう熱中症の対策に、実はアンチエイジング、つまり老化を防ぐ要素が詰まっています。今回は正しく知ることで防げる予防医学についてご紹介します。
1.その水分補給、何が入っているか見てますか?
女性の体重あたりの体の水分量は約60%で、体内の水分は体温調整をしたり栄養素や老廃物の運搬などに関係しています。
のどが渇く前にこまめに水分をとり、血流を良くして栄養素を運び、老廃物をためないようにすることで血管を若く保つことができます。