2021年9月8日 17:15
顔のたるみの原因は“口呼吸”!? 今こそ身に付けておきたい「簡単な呼吸法」
毎日マスクで過ごしていると「呼吸が浅くなった」「マスクの中で口呼吸になってしまう」と感じることはありませんか?しかし、口呼吸をしていると呼吸が浅くなったり、免疫機能が下がり病気になりやすくなるとも言われます。そこで今回は、ヨガインストラクターの筆者が日常の呼吸を深められる「ヨガの呼吸法」をご紹介します。ぜひ習慣にしてみてくださいね。
口呼吸は注意が必要!?
人間は本来「鼻呼吸」が基本になりますが、鼻が詰まりやすかったり、筋肉が衰えて口が開きやすくなっているといった様々なことが原因となり、普段から「口呼吸」になる方が多いと言われています。
鼻で呼吸する場合、吸った空気が鼻腔を通るときに温められ、加湿されて肺に送られます。そして、鼻毛や粘膜の表面に生えた線毛、粘液には、ほこりや細菌、ウイルスといった異物を取り除く働きがあります。
ですが、口にはそういった防御機能が無いので、ウイルスが直接体に入り込みやすく、風邪やインフルエンザ、アレルギー性の疾患・気管支ぜんそくなどにかかりやすくなったり、ドライマウスや歯周病などを引き起こす恐れがあると言われています。
それだけでなく、口呼吸は鼻呼吸に比べて酸素の摂取量が少なく、脳に十分な酸素がいきにくくなるため、自律神経の乱れや集中力の低下につながる可能性があります。