2021年9月16日 20:00
“体がだるい”と感じたら… 自律神経を整える「1分でできる簡単習慣」
そこで、あえて呼吸を意識して深くゆっくりとすることで、自律神経のバランスが取れるようになってくるはず。
また、呼吸は心身の状態と密接な関係にあるとも言われています。例えば、深く落ち着いた呼吸はリラックスしている安定した状態を作り、早く力強い呼吸は行動力を促します。
現代人はパソコンやスマホを見る時間が長かったり、忙しい日々を送っているため常に神経が張り詰めがち。そんなときは、呼吸が浅く短くなっていることが多く、これが一日中続くとリラックスできなくなるのです。
肋骨で呼吸を感じてみよう
呼吸をゆっくりと深くすることは自律神経のバランスを整えるのに効果的ですが、常に呼吸が浅い人にとっては、いきなり深い呼吸をすることは難しいかもしれません。また、普段意識していない呼吸を意識することで、逆に呼吸が難しく感じてしまうこともあるでしょう。
そんなときは、優しく肋骨に手で触れて、呼吸によって動く体を感じてみることがおすすめです。
まずは楽な格好で座るか、立ったままでもいいので肩や胸周りの力を抜き、リラックスしましょう。そして、両手で左右の肋骨に優しく触れてみてください。指を開いて肋骨を包むように触れるのが良いでしょう。