【PMSの基礎知識】月経前の不調を“当たり前”にしないこと。 正しい対処でいつだって自分らしく!
しかし、ピルは、生理不順の改善、生理痛やPMS症状の緩和などにも使われる治療薬。私自身ものんでいますが、多かった量が減って、期間も数日で終わり、快適に生理期間を過ごせています。ただ、ピルは血栓症発症リスクの問題で、40歳以上の方がのみ始めることは基本的にはできません。悩んでいる方は、すぐにでも医師と相談の上、服用を始めてほしいというのが実感です」
ピルをのむとこれだけ変わる!
通常、エストロゲン(卵胞ホルモン)は、卵胞が十分に育って排卵すると分泌量が最大になり、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量は、黄体期にピークを迎える。ピルには、エストロゲンとプロゲステロンが配合されており、女性ホルモンのゆらぎを抑え、それらの分泌量を低く一定に保たせる働きが。服用期間中は無排卵だが、服用をやめるとふたたび排卵が始まる。
〈ピルののみ方〉自分が決めた時間に28日間のむのがルール。
- 1日1錠を決まった時間にのむ
- 1日ののみ忘れまでは大丈夫
- 半年に一回はクリニックを受診
ピルは、1日1回、決まった時間にのむことで効果を発揮するので、のみ忘れない工夫を。
「服用時間は予定が変わりがちな昼間は避け、朝イチや就寝前などルールを決めておくといいですね。