【PMSの基礎知識】月経前の不調を“当たり前”にしないこと。 正しい対処でいつだって自分らしく!
現在、日本で処方されている低用量ピルには、ジェネリック医薬品を含めて10種類以上。「それぞれ含まれているエストロゲンとプロゲステロンのバランスが違うので、最初に処方されたピルが合わない人もいます。しかし、複数種類あるということは、合うものもあるはず。薬が合わないと辛くて、服用を諦めてしまいそうになりますが、やめる前に一度、婦人科医に相談してみてください」
Q. ピルのオンライン処方って、本当に安全なの?
A. オンライン処方でも定期的な対面受診と組み合わせれば大丈夫。
オンライン処方は、定期的に通院する必要がなく便利なシステム。「のみ始めて1〜2か月は血栓のリスクが高いので、対面で診察を。それ以降も、オンライン上で医師の問診があり、気になることは相談できますから、安心して利用してください。半年に一回は、対面で受診するとベストです。
ただし、内膜症がある人は、3か月に一回のペースで、エコーで経過を診る必要があります」
スマルナ 累計60万人(2021年9月現在)に使用されている、ピルのオンライン診察サービス。問診受付は24時間対応可能。
オンライン処方の4STEP
写真・中島慶子(商品) イラスト・二階堂ちはる 取材、文・小泉咲子
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