腸活でも“便秘”が解消しない理由は… 管理栄養士に聞いた「腸活NG習慣」3つ
腸内環境を整える“腸活”は、便秘でぽっこりお腹が気になる人にもおすすめ。腸活のために食事に気を付けている人もいると思いますが、腸活にとってNGな生活習慣を知らないと、効果が感じづらいことも。そこで今回は管理栄養士である筆者が、腸活のために控えるべき行動から、腸活向けのおすすめ作りおきレシピをご紹介します。
腸活にとってNGな生活習慣3つ
腸活をするにあたって、食事には気をつけていても意外と見落としがちなのが生活習慣。管理栄養士の筆者が腸内環境にとって悪い影響を与えると考えている生活習慣は次の3つです。
暴飲暴食をする
まずは暴飲暴食。私たちの腸内環境を整えるのは、腸内細菌です。腸内細菌のなかでも悪玉菌が増え過ぎると肥満の原因になるなど、体にとってはよくない影響を及ぼす可能性もあることがわかっています。
悪玉菌は、たんぱく質や脂質が中心の食事によっても増えやすいと言われているため、揚げ物や脂身の多い肉など、脂っこい食事ばかり摂っている人はなるべく控えるとよいでしょう(※1)。
運動をしない
運動不足は、便秘の一因となる恐れがあります(※2)。特に、在宅時間が長くあまり歩いていない人は要注意。