“考える”だけでもOK!? 収納のプロが「地震対策」のために備えていること4つ
精神面・体調面も考慮すると、住み慣れている在宅避難が安心なこともあります。そのために、家具に転倒防止の処理をしたり、安全を確保できる位置へ移動しておくなど、日ごろから備えておくことがとても大切です。
2.在宅避難の備えを考えよう
自宅での安全を確保するためには、“家庭内DIG”を考えてみましょう!
DIGとは、Disaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)の頭文字を取って名付けられた略語で、参加者が地図を使って災害対策を検討する訓練のことです。
「一番安全なところはどこ?」「危ないと思うところはある?」「どうしたら解決できそう?」など、在宅避難で安全な環境を確保する方法について、家族内で話してみましょう。防災は家族みんなで考えてみることが大切です。
危険な場所や安全なスペースなどについて家族で意見を出し合うからこそ、今まで気が付かなかった点が見えてくるかもしれません。柔軟な発想力から解決策が見つかったり、災害に備えた部屋の片付けなど、すぐに行動に移せたりすると思います。
3.避難経路を確保しよう
家庭内DIGで出た意見を参考にして、
・安全な避難スペースはあるか
・家具などが転倒しないように対策はできているか
・避難経路は確保できているか
この3つのポイントを中心に、家の中を見直してみましょう。