8項目をチェックするだけ! 睡眠のプロが教える「ぐっすり眠れる方法」
さまざまな研究によると、パジャマを着用して、寝具を用いる場合の快適な温度は26度台、湿度50%台(個人差あり)。それを超えたら睡眠に悪影響を及ぼすことがわかっています。
26度だと寒いと感じる人は、エアコンをつけた時に、体に風が当たっていたりして体感温度が低いのかもしれません。体感温度ではなく、空間自体が26度台である必要があります。
また湿度は60%以上、特に70%以上であれば、快適な温度であったとしても、中途覚醒が増えることがわかっています。
3.まずは湿度を下げよう
まずは換気が大切です。1つの窓を開けたら、それの対角線上にある窓、または玄関扉を開けて、サーキュレーターや扇風機を用いながら、家の中に風の流れを作りましょう。
マンションなどの高機密・高断熱の住宅であれば、室内で湿気が発生すると、なかなか外に逃げにくい構造になっているところが多いです。
雨の後などで、外よりも室内の方が湿度が高いということもあります。強風・大雨の場合は別ですが、湿度が高い場合は、自宅の風の流れを作って、換気するのも手です。
これからの季節、気になるのはカビ。カビの条件は、20~30度の温度、70%以上の湿度、カビの餌となる埃、そして、「空気の動きがない環境」