2022年9月4日 20:45
月経中にお酒を飲むのはNG?【管理栄養士監修】月経中の飲酒で「注意すべきこと」3つ
近年ではおうち時間が増えて、居酒屋やバーでお酒を飲む機会が減ってきたという人も多いかもしれません。かえって、おうちで飲む機会が増えたという人もいるでしょう。ただ月経中は、お酒を飲んでもいいのか気になったことはありませんか?そこで今回は「月経中にお酒を飲むときの注意点」について、管理栄養士の筆者が解説します。
女性は男性よりアルコールをためこみやすい?
アルコールは飲んだあとにほとんどは肝臓で代謝されますが、肝臓の大きさは人それぞれ。さらに女性は平均して男性の4分の3程度しかアルコールの代謝能力がないと言われています(※1)。
またアルコールは、体内のなかで水分のある所に拡散し、分布する性質があります。女性は男性よりも一般的に体脂肪率が高く、体の総水分量が少ないので、男性と同じ量のアルコールを飲んだ場合でも、血中アルコール濃度が高くなりやすいようです(※2)。
これらの理由から、女性は男性よりもアルコールを体にためこみやすく、肝臓に負担をかけやすい傾向があると考えられています。
月経中の飲酒で注意すること
月経中や月経前は女性ホルモンの影響により、普段よりも酔いやすい状態になる可能性もあるようです。