40代後半から男性のカラダに変化あり? 医師が教える「男性更年期の症状と特徴」
(63.0%)、「更年期症状があっても認めたくない」(58.0%)と答えています。
男性の更年期症状への正しい認識がより広まってほしいかと聞くと、男性の76.0%が正しい認識の広まりを望んでいることがわかりました。
更年期の男性は、疲れやすいなどの症状を抱えながら周囲に気づかれないようにしていることが多いようです。一方で、周囲には正しい認識を持ってほしいと思っているようです。
男性更年期にある男性の気持ちを知ろう
この調査に対し、日本初の男性外来「メンズヘルス外来」を立ち上げ、泌尿器科医療を行っている堀江重郎先生は次のようにコメントしています(一部抜粋)。
堀江さん今回の調査結果から、男性の更年期症状を取り巻く環境には、「言いにくい」「認めたくない」「対処法がわからない」という3つの課題があることがわかりました。なぜ、認めたくないのかといえば、男性は自分が更年期であることを認めてしまうと、加齢を受け入れて“現役”から遠ざかるような気がしてしまうからです。若々しくいきいき仕事をする現役世代に対し、更年期には現役を終えつつある世代というイメージがあります。
ネガティブなイメージがあると、症状を誰かに相談することが難しくなります。