ぐっすり眠れて集中力もUP! 香りのプロが教える「不調を改善する香りの選び方」
1. 朝や昼休み後の仕事はじめにシャキッと集中力が欲しいとき
熊谷さん仕事はじめに集中力をアップさせたいときには、先ほどの実験でも紹介したペパーミントの爽やかな香りがおすすめです。
スーッとした香りが気持ちに区切りをつけて、快活な気分にしてくれます。食欲を抑えたり、頭をクールダウンしたりする作用も期待できます。同様にシャープさがある香りのローズマリーや、ユーカリ、レモンなどもおすすめです。
2. ストレスをケアしたいとき
熊谷さんストレスがたまっているときには、自律神経のバランスが乱れがちです。気持ちを落ち着かせる香りでゆっくりと深呼吸してみましょう。
自律神経のうち、副交感神経を優位に導いてリラックスするのを促すような、ラベンダーやフランキンセンス、スイートオレンジがおすすめです。イライラを鎮めるには、ローズやネロリ、ゼラニウムなど、フローラル調の優しい香りも良いでしょう。
3. リラックスしたいとき・入浴中など
熊谷さんリラックスタイムにおすすめなのは、スイートマージョラムやイランイランの香り。ゆったりとした気持ちにしてくれます。
4. 眠れないとき
熊谷さんストレスを軽減したいときと同様に、副交感神経を優位に導いてくれる、ラベンダーやスイートオレンジがおすすめです。