実は五月病の予兆かも… 女医が教える「心身の不調をケアする対処法」
散歩やジョギング、ヨガなど、無理のない範囲で運動して気持ちよく汗をかきましょう。
4.人間関係や仕事の悩みを相談する
人間関係や仕事の悩みが五月病の原因になることがあります。ひとりで抱え込まず、信頼できる友人や家族に相談することで、気持ちが楽になることも。また、職場の上司や産業医に業務の悩みを相談してみるのも、状況改善に役立つかもしれません。
5.栄養バランスの良い食事をとる
五月病の症状を緩和するためには、栄養バランスの良い食事をとることが大切です。ビタミンやミネラルを豊富に含む食品を摂取し、アルコールは控えてください。具体的には、次のようなビタミン・ミネラルを十分にとりましょう。
・ビタミンB1…疲労回復
・ビタミンB3(ナイアシン)…不安、不眠、緊張、注意力低下といった症状を緩和
・カルシウム、マグネシウム…メンタルの安定と筋肉の正常な働きのため
・ビタミンB6、葉酸…メンタルを安定させるセロトニンを体内で合成するため
6.必要に応じて医師に相談する
五月病の症状が重く、自身での対処が難しい場合は、専門家に相談することをおすすめします。
医師による適切な診断と治療が、症状の改善につながります。