専門家へ相談TOP10から選出!育児中の日々イライラと自己嫌悪どうすればいい?
テレビを観たり、お茶を飲むなど、少し気分転換なさってみてくださいね。
また、ママさんはお子さんの対応をなさる一方で、なかなかご自身のストレスや思いのはけ口がなく、しんどい状態が毎日積み重なってしまうことも多いですよね。周りに頼れたり、お話できる方がいらっしゃらない場合も多いかもしれません。なかなかコロナ禍で外出もできない時期ですが、もしおつらい場合には一度お住まいの地域の保健師にご相談なさってみると良いかと思います。話を聞いてもらったり、思いを吐き出すだけでも、頭が整理されたり、気分がスッキリすることがありますよ。また、今必要なサポートや行政のサービスなどを紹介してもらうことで、うまく活用なさるとママさんがじょうずに気分転換をなさる機会が得られると思います。
また、お子さんはママさんが一時的に強めに対応してしまっても、日々、自分のお世話をしてくれたり、愛情を注いでくれていることは小さいながらに十分理解していますよ。ですので、一時的な対応で、ママさんを嫌いになったり、怖いと感じることはありませんので、自信を持って育児なさってくださいね。
※参考:ベビーカレンダー「専門家に相談」コーナー
※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください。
多くのママがイライラし、日々悩んでいる
1月の注目を集めた相談上位50件のうち、約1/4がママの心に関する相談でした。寝かしつけがうまくいかずイライラする、赤ちゃんを叱るのではなく怒ってしまう、協力的ではないパパにイライラする……そして、そんな自分が嫌になる……という相談が多く見られ、質問に対する専門家の回答にも多くの注目が集まりました。
パパが多忙だったり、近くに頼れる人がおらず、ワンオペで育児をしなければいけない状況に加え、今はコロナ禍。子育て支援センターなどへのお出かけをひかえているというママも少なくありません。気軽に人に会えない状況もママが悩み事をひとりで抱え込んでしまう背景になっているかもしれません。
相談窓口はたくさんあります
高塚助産師がアドバイスしているように、困ったこと、わからないこと、不安なことなどがある場合、保健師に相談することで問題の解決に繋がることもあります。保健師は、保健センター、保健所・企業や事業所、病院、保育所や障害者・児の入所・通所施設、学校や大学等研究機関、NPO・NGOなどさまざまな場で活動しています。