子育て情報『「わがまましたから叱る!」はNG!?現役保育士が教える子どもをダメにする付き合い方って?』

2022年3月31日 21:00

「わがまましたから叱る!」はNG!?現役保育士が教える子どもをダメにする付き合い方って?

保育士の中田馨さんが、子どもの成長や発達について教えてくれました。「うちの子は子こだわり強め?」「わがままなの?」とお悩みのママやパパは必見!ぜひ参考にしてくださいね!

目次

・1歳半~3歳ごろのこだわりは、自立への第一歩
・子どものこだわりとの付き合い方(理解編)
・子どものこだわりとの付き合い方(メリハリ編)
・こだわりが強くてかんしゃくを起こしたときの解決策は、「共感」と「お願い」


わがままを言う子どもイメージ


こんにちは!保育士の中田馨です。子どもが成長するにつれ「アレ?」と心配になることも出てきますよね。子どものこだわりの強さを感じ始める、1歳半を過ぎたころだと、例えば「子どもが〜したい!」と言ってなかなか譲らない。「これってわがまま?」「うちの子、こだわりが強いんじゃない?」と感じること、ありませんか?実はこれ、ただわがままを言っているわけではないんです。子どもなりに理由があって、こだわりが強い子もいるんです。

今回は、子どもの「こだわり」とその付き合い方についてお話しします。実はNGな対処法していませんか?

1歳半~3歳ごろのこだわりは、自立への第一歩

皆さんのお子さんは、どんなこだわりを持っていますか?

・いつもと同じ手順が大切(手の洗い方、ご飯の食べ方、服の着方など)

・いつも同じ服、靴下、帽子、かばんなどを持ち(着)たがる

・白ご飯しか食べない(逆におかずしか食べない)

・出かけるときは、リュックにおもちゃをパンパンにして持っていく(外で出すことはない)

・バスやエレベーターのボタンは、必ず自分が押すなど

例を挙げれば、数限りなくありそうですね。
このこだわりを「今日は時間がないから」などと言ってさせなかったら最後。かんしゃくを起して泣き叫ぶというお子さまもいることでしょう。「こんなにこだわりが強くて、うちの子大丈夫かな?」「お友達の○○ちゃんは、こんな感じじゃないのに」と感じることもあるかと思います。

この「子どものこだわり」ですが、一見ややこしく、大人を困らせるようにも見えますが「ボク(ワタシ)は、自立したいんだ!」と言う気持ちの表れです。つまり、子どもが成長発達している!ということなのですね。

子どものこだわりとの付き合い方(理解編)

子どものこだわりは「今、これが気になるんだ!好きなんだ!」という好奇心の表れなので、「じっくりと付き合う」ことが基本になります。まずは、子どものこだわりを「理解」することが大切です。

例えば「いつもと同じ手順が大切(手の洗い方、ご飯の食べ方、服の着方など)」

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