子育て情報『お金だけでは解決しない少子化問題!実は2割以上の夫婦が悩む「セックスレス妊活」に対策はあるの?』

お金だけでは解決しない少子化問題!実は2割以上の夫婦が悩む「セックスレス妊活」に対策はあるの?

例えば、カウンセリングを受けるにしても、その時間を作ることが難しいという働き方では、一歩先に進むことさえ難しいはずです。社会全体で、子どもを産み育てやすい環境を作っていくことは急務な課題と言えます。

少し話は飛躍しますが、「セックスレス妊活」に悩んでいるママ(158名)に、セックスをせずに赤ちゃんを授かりたいと思うことはあるかという質問もしています。結果は、思う(思ったことがある)との回答が5割を超えました。

▼セックスせずに赤ちゃんを授かりたい?
セックスせずに赤ちゃんを授かりたい?


理由は人それぞれあるとは思いますが、子どもは欲しいけれど、セックスはつらい、したくない、できない……となってしまう要因には、前述した「セックスレス妊活が解決しにくい理由」の回答にもあるように、夫婦間においてもセックスに関して話題にしづらいという背景もあると推察されます。

性に関しては、間違った先入観を持たれたり、タブー視されたりすることも多く、夫婦のコミュニケーションのあり方も含めて、正しくブラッシュアップしていくための情報発信の必要性を強く感じます。

また、「セックスレス妊活」の対策として、安易に不妊治療の選択を示すのも、子どもを望む夫婦やカップルにとって正しい選択とは限りません。ベビーカレンダーでは、いつでも無料で専門家から直接アドバイスを受けられる「専門家相談」コーナー等のサービスの強みを生かし、有識者とともに「セックスレス妊活」に対して正しい情報提供、必要な対策・解消法の提案などを今後も続けていきます。


最後に、ママたちが少子化対策に望むリアルな声をお届けします。当事者だからこそ、多くの問題点が見えているのだと実感するものばかりが集まりました。このことからも、少子化対策には経済的支援以外の幅広いフォローが重要であることは明白であり、国や自治体にも強く訴える働きかけを強化すべきと考えます。

▼経済的な支援のほかに、どんな支援やサービスがあると少子化は解消されていくと思う?<アンケート回答コメントより>

・会社で働けない、働きづらいママ個人事業主の支援。リモートワークが活発になった今、個人で活躍できる機会を増やして、働くママを増やす支援。

・親がリフレッシュしたいときや、ちょっと用事があるときに気軽に預けられる場所の提供。

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