2023年7月18日 22:00
「どっちが子ども!?」5歳の息子に諭される夫…。情けなさのあまり妻は!?<食料を食いつくす夫>
「せめて息子のものくらいは我慢してほしい」そんな気持ちで、妻は夫に話を切り出しました。
そして夫は逃げるように、寝室に引っ込んでしまいました。
息子が5歳になったある日。「みんなで食べられるから!」と、スーパーでたくさん入った棒アイスを選び、食べるのを楽しみにしていた息子。
帰宅後に妻と息子で1本ずつ棒アイスを食べ、仕事で帰りが遅い夫に息子は「明日パパにあげる」と眠りにつきました。
しかし翌朝、冷凍庫を開けると、棒アイスは袋ごとなくなっていたのです。
「まさか……」と思った妻が夫に尋ねると、「ママも息子も食ったんだろ? 俺も昨日の晩、食ったよ」との返答が。
息子が「みんなで食べよう」と楽しみにしていた棒アイス。夫の言葉に妻がブチ切れそうになると、息子が夫に声をかけました。
「パパ全部食べちゃったんだね! おなか空いていたの? あげようと思ってたから、いいんだ! また買ってくるね! 今度は一緒に食べようね」
夫が5歳の息子に諭される姿を目の当たりにし、情けなくなる妻。
「息子の前で夫を怒らないようにしていることで、息子が『そういうもの』と思ってしまっているのでは?」と、不安に駆られます。
「子どものものを勝手に食べちゃうってありえないからね」と、落ち着いたトーンで夫に伝える妻ですが、「だって……」と言い訳する夫。
「悪かったと思ってるし、もう言わないでよ」
そう言って逃げるように寝室に引っ込んでしまいました。
妻は、「こっちのストレスにならないよう、どうにか頑張ろう」と、夫に対して諦めを感じているのでした。
夫より何倍も大人な息子。楽しみにしていたアイスがなくなっていたにもかかわらず、怒ったり泣いたりすることもなく、「また買ってくるね。みんなで食べるとおいしいよ」と夫を諭しました。妻が心底情けなく感じるのも当たり前ですよね。
皆さんは、わが子が「大人だな」と感じた瞬間はありますか?
著者:マンガ家・イラストレーター あべかわ
「なくなってた…」顔をこわばらせる息子。大切に育てたミニトマトがまさか!?<食料を食いつくす夫>