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「お金が目的…!?」自宅で盗まれた保険証。招き入れたママ友の恐ろしい行動とは<恐怖のママ友体験>

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「お金が目的…!?」自宅で盗まれた保険証。招き入れたママ友の恐ろしい行動とは<恐怖のママ友体験>


主人公のりっちゃんは、2歳前の息子・カイトを育てる1児の母。夫は仕事で帰りが遅く、ほぼワンオペ育児状態の日々でしたが、住んでいたハイツにはカイトと同年代の子どもを持つファミリーが多く、楽しく生活していました。シンママ・マリとは、「ワンオペつらいよね」と同じ悩みで意気投合。次第に、りっちゃん宅でお茶をするような仲になります。
マリの元夫には借金があり、借金取りが家に押しかけてくるため、子どもたちが怖がっているという事情がありました。「昼間だけでもここにいたいの」とマリにお願いされ、いつしかりっちゃんの夫が帰宅する22時前まで、家にいるようになりました。そんなある日、りっちゃん宛てに、身に覚えのない消費者金融から督促状が届きます。消費者金融で防犯カメラを確認すると、りっちゃんの保険証を使い、無人契約機でお金を借りていたのは……マリだったのです。


マリは隙を見てりっちゃん宅をあさり、保険証を勝手に持ち出していたよう。マリを問い詰めると、「えーお金なかったんだもん。しょうがなくない?」とあっけらかんと答えました。

 

3社で総額130万円の借り入れをしていたことも判明。そして、「あとはお父さんと話してくれる?」と、父親に尻拭いをさせようとしていました。

 

マリの父親と会い、被害届を出す意向を伝え、後日、警察へ出向いたりっちゃん。すると、「被害届は受理できない。借金は完済されている」と言われたのです。


 

マリの父親は、りっちゃんに連絡もせず、借金を全額返済。そのため、被害届は受理されず、マリは罪に問われることもありませんでした。

さらに、マリの恐ろしい手口が明らかになります……。

 

仲良しだと思っていたママ友の目的は…!?


「お金が目的…!?」自宅で盗まれた保険証。招き入れたママ友の恐ろしい行動とは<恐怖のママ友体験>


 

「お金が目的…!?」自宅で盗まれた保険証。招き入れたママ友の恐ろしい行動とは<恐怖のママ友体験>


 

 
「お金が目的…!?」自宅で盗まれた保険証。招き入れたママ友の恐ろしい行動とは<恐怖のママ友体験>


 

「お金が目的…!?」自宅で盗まれた保険証。招き入れたママ友の恐ろしい行動とは<恐怖のママ友体験>


 

 
「お金が目的…!?」自宅で盗まれた保険証。招き入れたママ友の恐ろしい行動とは<恐怖のママ友体験>


 

「お金が目的…!?」自宅で盗まれた保険証。招き入れたママ友の恐ろしい行動とは<恐怖のママ友体験>


 

 
「お金が目的…!?」自宅で盗まれた保険証。招き入れたママ友の恐ろしい行動とは<恐怖のママ友体験>


 

借金が完済され、被害届けが受理されないことがわかる前。

被害届を出すにあたり、りっちゃん宅で実況見分がおこなわれていました。

 

りっちゃん宅に訪れた警察に、保険証の保管場所を説明するりっちゃん。実は、保険証はとてもわかりにくい場所に保管していました。

 

別々で寝ていた夫の寝室。
そこにいくつか置いてある衣装タンスの中の、たくさんの衣装をかき分け、普段は使わない衣装袋に入った夫の礼服のポケットに隠していた保険証……。

 

警察官も驚くような、わかりづらい場所だったのです。

 

マリは、徐々にりっちゃん宅での滞在時間を伸ばし、信用を得て、探す時間をつくっていたよう。

 

「マリははじめから、借金が目的で私に近づいた……?」

 

マリの悪行に、妙に手慣れた対応を見せていた父親。弁済してしまえば、被害届が受理されないことをわかっていたようにも思えます。

 

当然、納得できないりっちゃんですが、弁護士をたてて争うにもお金がかかること。りっちゃんは以前から考えていた離婚を決意し、新天地での生活のためにお金を使うことを選択しました。

 

カイトとともに、アパートから引っ越したりっちゃん。
マリはその後も、そのアパートに住み続けていたそう。りっちゃんは、新たな被害が出ないよう、祈っているのでした。

 

 

夫は仕事で帰りが遅く、ワンオペ育児だったりっちゃん。加えて、妻の行動にまったく興味を示さない夫に、不満がたまっていました。そんなとき、「ワンオペつらいよね」と共感してくれたのは、マリでした。すっかり打ち解けて信用し、家に招き入れていたママ友に裏切られてしまったりっちゃんですが、前を向いて息子とふたり、新生活を送る道を選択。とても強い女性ですね。

 

子どもが安心して生活できる環境を整えるのも、親の役目のひとつ。
ママ友を信用できないのは悲しいことですが、もし違和感覚える行動が続いた場合、心を許しすぎないことも大切なのかもしれません。

 

著者:マンガ家・イラストレーター てにくまちゃん。

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