育休中から備えておきたい家事負担軽減のサービス・家電・夫の協力
子どもが生まれて1歳に達するまでの間、取得可能な育児休業。保育園の入園時期など、さまざまな事情によって1年未満で復職するママも少なくありません。育休明けをスムーズにスタートするために準備すべきこと、また利用すべきサービスやグッズなど、経験者ママに教えてもらいました。
・生協などの宅配サービス
小さな赤ちゃんを連れて買い物に出るのが大変なママにとって、宅配サービスは基本中の基本。パルシステム、コープデリ、らでぃっしゅぼーやなどを使い分けているのはRAさん(40歳)。おむつの値段や安心食材、野菜のおいしさなどで使い分け。3人の子どもを育てるハムさん(43歳)は、大変なときは夕食食材の宅配も利用しています。
・家事負担の軽減につながる便利家電
帰宅してからも時間に追われるママ、家事の時短は最大のテーマでもあります!
衣類を入れてボタンを押せば乾燥までしてくれる全自動洗濯乾燥機、RAさんはこれを導入して洗濯が劇的にラクになったと言います。
出産前から食洗機と全自動洗濯乾燥機を使っていたうなぎいぬさん(44歳)は、これらの便利な家電を導入することで家事のハードルが下がり、夫がすんなり家事をやってくれるように。便利な家電に任せることは家事負担が減るだけでなく、夫の参加にもつながり一石二鳥のようです!
・ファミサポや一時保育
子どもの習い事の送迎や急な用事のとき、また自分ひとりの時間をもちたいときは、自治体のファミリーサポートや認可保育園の一時保育、ベビーシッターが便利。
自分の資格取得の勉強時間にベビーシッターを利用したRAさんは、復職後も継続して利用しています。同じく育休中から子どもの習い事の送迎をファミサポさんにお願いしているのはうなぎいぬさん。信頼できるシッターさんやファミサポさんに出会えるよう、育休中から登録したり利用しておくのがオススメです。
・家事代行サービス
風呂場やキッチンなど、手のかかる場所の掃除は大きな負担となります。定期的に家事代行サービスを使うとよいかもしれません。
・ママ友作り
子どもが生まれる前はなかなか近所に知り合いができませんが、子どもの成長とともに育児や地域の情報などを交換できるママ友が必要となってきます。
「自治体の広報誌に載っている講座やママ向けの講座に参加すると、近所の参加者と知り合うことができ、復職後も心強いです」とスーチーさん(38歳)。いざというときに近所の人と助け合える関係になっておくのも、忘れてはならないポイントですね。
生協や家電、便利なサービスを利用したとしても、復職後にママ1人で日常を回すことはかなりハード。一番身近にいる夫の協力は不可欠です。ではどのようにして夫を巻き込むことができたのでしょうか?
まず“夫婦での話し合い”は必須。
「これまで夫がほとんど家事をしたことがなかったので、連休や週末で練習をしてもらった」のはひろみんさん(40歳)。復職後はママが朝ごはんを作ってから出社、その後の子どもの世話と保育園への登園は夫に任せています。
ハムさんは家での仕事をすべて箇条書きにし、夫に「できそうなものはある?」と提示してみました。家事・育児の視覚化で仕事の多さに気づいてもらうことができ、また内容が明確になることで逆に夫への分担も自然に促せたようです。
最後に育休中に“育休カフェ”という復職後のワークライフバランス講座のファシリテーターをしていたうなぎいぬさんのメッセージを紹介します。
「仕事、家事、子育てそれぞれで100%を目指すのは無理。トータルで70%くらいを目標にし、あとは余力として残せるくらいの気持ちでいましょう。キャリアに関しては目先のことに流されず、10年後を見すえて長い目で考えること。一時的に低空飛行となっても、飛び続けることでいつか報われる日が来ます」と、管理職でもある彼女からの心強いアドバイス。育休中にいろいろと悩んでも、実際に復職してみると、想像と違うことも多くあるのだそう。準備できることは準備をし、それ以外はあまり悩まず育休という限られた時間を満喫する!そういう心がけも大切なのかもしれませんね。
<文:フリーランス記者林未香>
育休復帰後に利用した家電やサービスは?
・生協などの宅配サービス
小さな赤ちゃんを連れて買い物に出るのが大変なママにとって、宅配サービスは基本中の基本。パルシステム、コープデリ、らでぃっしゅぼーやなどを使い分けているのはRAさん(40歳)。おむつの値段や安心食材、野菜のおいしさなどで使い分け。3人の子どもを育てるハムさん(43歳)は、大変なときは夕食食材の宅配も利用しています。
・家事負担の軽減につながる便利家電
帰宅してからも時間に追われるママ、家事の時短は最大のテーマでもあります!
衣類を入れてボタンを押せば乾燥までしてくれる全自動洗濯乾燥機、RAさんはこれを導入して洗濯が劇的にラクになったと言います。
その他、ルンバなどのロボット掃除機とハンディ掃除機・コードレス掃除機の両使いで、ちょこちょこ掃除しておくのも時短テクニック。
出産前から食洗機と全自動洗濯乾燥機を使っていたうなぎいぬさん(44歳)は、これらの便利な家電を導入することで家事のハードルが下がり、夫がすんなり家事をやってくれるように。便利な家電に任せることは家事負担が減るだけでなく、夫の参加にもつながり一石二鳥のようです!
・ファミサポや一時保育
子どもの習い事の送迎や急な用事のとき、また自分ひとりの時間をもちたいときは、自治体のファミリーサポートや認可保育園の一時保育、ベビーシッターが便利。
自分の資格取得の勉強時間にベビーシッターを利用したRAさんは、復職後も継続して利用しています。同じく育休中から子どもの習い事の送迎をファミサポさんにお願いしているのはうなぎいぬさん。信頼できるシッターさんやファミサポさんに出会えるよう、育休中から登録したり利用しておくのがオススメです。
・家事代行サービス
風呂場やキッチンなど、手のかかる場所の掃除は大きな負担となります。定期的に家事代行サービスを使うとよいかもしれません。
RAさんは隔週で家事代行サービスに掃除を任せています。これも育休中にお試しとしてでも、利用しておくとよいでしょう。
・ママ友作り
子どもが生まれる前はなかなか近所に知り合いができませんが、子どもの成長とともに育児や地域の情報などを交換できるママ友が必要となってきます。
「自治体の広報誌に載っている講座やママ向けの講座に参加すると、近所の参加者と知り合うことができ、復職後も心強いです」とスーチーさん(38歳)。いざというときに近所の人と助け合える関係になっておくのも、忘れてはならないポイントですね。
共働き、夫の協力はどうやって得た?
生協や家電、便利なサービスを利用したとしても、復職後にママ1人で日常を回すことはかなりハード。一番身近にいる夫の協力は不可欠です。ではどのようにして夫を巻き込むことができたのでしょうか?
まず“夫婦での話し合い”は必須。
家事と育児の分担だけではなく、互いの仕事について話し合うことも必要なようです。うなぎいぬさんは第1子と第2子のときでは夫婦の仕事のバランスが逆転。第2子のときは夫の仕事の負担が軽くなっていたので、夫の全面的な協力を得られたのだとか。
「これまで夫がほとんど家事をしたことがなかったので、連休や週末で練習をしてもらった」のはひろみんさん(40歳)。復職後はママが朝ごはんを作ってから出社、その後の子どもの世話と保育園への登園は夫に任せています。
ハムさんは家での仕事をすべて箇条書きにし、夫に「できそうなものはある?」と提示してみました。家事・育児の視覚化で仕事の多さに気づいてもらうことができ、また内容が明確になることで逆に夫への分担も自然に促せたようです。
復職後もトータルで70%を目標に、余力を残して!
最後に育休中に“育休カフェ”という復職後のワークライフバランス講座のファシリテーターをしていたうなぎいぬさんのメッセージを紹介します。
「仕事、家事、子育てそれぞれで100%を目指すのは無理。トータルで70%くらいを目標にし、あとは余力として残せるくらいの気持ちでいましょう。キャリアに関しては目先のことに流されず、10年後を見すえて長い目で考えること。一時的に低空飛行となっても、飛び続けることでいつか報われる日が来ます」と、管理職でもある彼女からの心強いアドバイス。育休中にいろいろと悩んでも、実際に復職してみると、想像と違うことも多くあるのだそう。準備できることは準備をし、それ以外はあまり悩まず育休という限られた時間を満喫する!そういう心がけも大切なのかもしれませんね。
<文:フリーランス記者林未香>