元々の性格なのか、環境のせいなのか、それともスキルが足りないせいで不安なのか見極めが必要です。
子どもが不安を抱えている場合は、子どもと話をして原因を掘り下げてみましょう。「面白くない」ならなぜ面白くないのか、「できない」から面白くないのであれば、どうやったらできるようになるのか親子で考えてみましょう。
当日は、できなくてもそれまでの頑張りを認め、できていなかったことも含め、受け入れてあげます。自分のことを理解してくれる人に励まされることで安心感が得られ、子どもの自信に繋がり失敗を恐れず挑戦できる子に育っていきます。
ワンポイントアドバイス:やる気があるけどスキルがないパターン
やる気があっても、目標を達成するスキルが足りない時は「スモールステップ」と言って、小分けにして課題を与えます。いきなりできないことをさせてもやる気を失ってしまうので、やはり子どものスキルの4%上のことに挑戦させるのがベスト。小さな課題をひとつずつクリアしていくことで自信がつき、やる気にも繋がります。
お悩み3:水泳(習い事)で壁にぶつかった時、マンネリになってきた時やる気がなくなる
最初は子どものやる気があったけど、だんだんやる気がなくなってきたり、壁にぶつかったりするのが習い事でありがちな悩みです。壁にぶつかった時は、その先にどんな楽しいことが待っているかを教える。努力や頑張りをほめることが大事です。
この時期は、同年代のライバルの存在がやる気に大きく関係してきます。競争相手がスキルも年齢も離れすぎていると「負けて当たり前」「できなくて当たり前」と感じてしまいますが、同じくらいの年齢の子と一緒だと「自分にもできる!」「負けたくない!」という気持ちが芽生え、そういった環境に連れて行く、見せることでやる気が出る場合もあります。
ワンポイントアドバイス:やる気がなくてスキルがあるパターン
一度スキルを身につけてやる気を失ってしまった場合、これ以上スキルを伸ばす必要があるかどうか、親子で話し合いが必要です。もっと伸ばしたい場合、興味を失ってしまった理由は何か、原因があるなら解決します。
目標が明確ではない場合は、目標を設定してそれができるようになるまで続けてみる。
簡単すぎてもう飽きた場合は、少し難易度を上げてみるなど、今やっていることが子どものレベルに合っているか再確認しましょう。
お悩み4:小学校準備で勉強をしていますが、まったくやる気を感じられない
親が始めさせた勉強や習い事に対しては、子どもの興味がすぐなくなってしまうことがあります。