学習指導要領の改訂で学校教育が変わる 思いきり自由に遊べる「冒険遊び場(プレーパーク)」を知っていますか?
これからも行政や企業などとうまくコラボレーションしながら、冒険遊び場づくりを全国に浸透させていければと思っています。
編集部:ありがとうございました。
近年、公園で禁止される遊びが増えただけでなく、少子化や塾通いなどで子ども同士がいっしょに遊ぶ時間そのものが減っています。また小さいころからインドアだったという保護者にとっては、野外での遊び方を子どもに伝えるのは難しいことです。そんなとき、近所に地域の子どもや大人が集まれる遊び場があったら、とても心強いなと感じました。久米さんの「冒険遊び場で遊んだら、子どもは夜ぐっすり眠る」という言葉を信じ、わたしも子どもを連れて、遊びに行ってみたいと思います。
全国の冒険遊び場は日本冒険遊び場づくり協会のホームページから検索できますので、お近くの冒険遊び場を探してみてはいかがでしょうか。ただし、現在はホームページがリニューアル中で、すべてが検索できる状態ではないとのこと。
各地の子育て支援センターで、冒険遊び場情報を教えてくれる場合もあるそうです。
DATA
特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会ウェブサイト
久米 隼さんプロフィール
久米隼(くめ・はやと)
特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会理事兼事務局長
神奈川県横浜市生まれ。埼玉県在住。立教大学大学院修了(MBA in Social Design Studies)。地域コミュニティを地域住民が主体となってつくっていく活動に魅了され、冒険遊び場づくりに携わるようになる。現在は、成蹊大学ボランティア支援センター(非営利組織論)で学生にボランティアの魅力を伝えつつ、数多くの行政の審議会委員等やNPO活動にも取り組む。日本冒険遊び場づくり協会では事務局総務担当を経て事務局長を拝命。16年より理事 兼 事務局長。
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