子育て情報『ナルコレプシーとは?「制御できないほど激しく眠い」症状や原因、治療法、ADHDとの関連まとめ』

2017年8月28日 20:50

ナルコレプシーとは?「制御できないほど激しく眠い」症状や原因、治療法、ADHDとの関連まとめ

情動脱力発作とは、大笑いしたり興奮した時など、プラスの感情が強く働いたことがきっかけで、からだの筋肉の緊張が突然消失する発作のことです。

ほほが緩む、ろれつが回らない、まぶたが下がるなど周囲の人に気づかれにくいものから、膝ががくんとする、身体が崩れ倒れるなど重いものまであります。このときは意識は保たれており、呼吸困難や失禁などになることはありません。

カタプレキシーはナルコレプシー以外の睡眠障害では、ほとんど見られません。

入眠時に通常の夢よりも現実的で、また、その幻覚の中で刺されたら痛みを感じる、といった体感幻覚を伴うこともあります。時に恐怖感も伴い、現実とリアルな夢との境目がわからなくなり、うなされることもあります。

睡眠麻痺の際、意識はありますが手足を動かしたり声を出すことはできません。


ナルコレプシーの原因

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161015685

ナルコレプシーの原因はいまだにはっきりとはわかっていません。


しかし、主な要因としてオレキシン神経系をつくりだす神経細胞のはたらきが低下することが挙げられています。オレキシンとは、欲求達成時の快感を与えたり、睡眠や覚醒を制御するものです。

ナルコレプシーに特有なカタプレキシーが生じるときに、オレキシン神経系を作り出す細胞が働かなくなることが確認されています。

最近の研究では、オレキシン神経系を作り出す細胞のはたらきの低下は、自己免疫疾患や遺伝が組み合わさって生じていると考えられています。

◇自己免疫疾患
ヒトの体にとって敵のみを攻撃するはずの自己免疫システムに障害があり、オレキシン神経系を作り出す細胞を誤って攻撃してしまうことがあります。

◇遺伝
ナルコレプシーを患っている人が家族にいる人は、平均的な人よりも10倍程度ナルコレプシーにかかりやすいという研究データがあります。白血球の血液型であるHLA(ヒト白血球抗原)による遺伝的な要因が関与しているという考えもあります。しかしナルコレプシーとの関連づけには至ってなく、今もなお検討されています。


http://www2s.biglobe.ne.jp/~narukohp/
日本ナルコレプシー協会


ナルコレプシーと間違えやすいADHDの症状

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ADHD(注意欠陥・多動性障害)

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