子育て情報『自閉症スペクトラム障害とは?年代別の特徴や検査方法、治療法を紹介します!』

自閉症スペクトラム障害とは?年代別の特徴や検査方法、治療法を紹介します!

また、てんかん等の合併症を緩和させる薬が処方されることがあります。これは自閉症スペクトラム障害そのものを治すための薬ではなく、不安障害を抑える薬やパニックを抑える薬など、あくまで症状や合併症を緩和するためのものです。

■ABA(エービーエー、Applied Behavior Analysis/応用行動分析)
人間の行動を個人と環境の相互作用の枠組みの中で分析し、問題解決に応用していく理論と実践の体系です。自閉症スペクトラム障害に対する療育だけでなく他の障害や教育、福祉、医療、スポーツ分野でも利用されています。

■TEACCH(ティーチ、Treatment and Education for Autistic and related Communication handicapped Children)
米国ノースカロライナ州で生まれた、自閉症スペクトラム障害の当事者とその家族を障害支援する総合的なプログラムです。

■PECS(ペックス、Picture Exchange Communication System)
絵カードを使ったコミュニケーション援助プログラムです。上記のABAの原理に基づいて作成されています。

■SST(エスエスティー、ソーシャルスキルトレーニング)
対人関係をうまく行うための社会生活技能を身につけたり、障害の特性を自分で理解し自己管理をするためのトレーニングの総称です。


■ペアレントトレーニング
保護者の方々が子どもとのより良いかかわり方を学びながら、日常の子育ての困りごとを解消し、楽しく子育てができるよう支援する、保護者向けのプログラムです。

■ピア・カウンセリング
似た立場の親同士の横の関係をつくり、対等な立場から意見や情報を交換、正しい行動の選択についてみんなで考え、ペアレントトレーニングの一部に設けられている場合が多いです。

■メンタリング
「ペアレント・メンター」と呼ばれる発達障害がある子どもの子育て経験がある方が先輩として、初めて発達障害と向き合う親の相談やアドバイスに応えています。

薬物療法は医師の指示のもと用法や用量を守って服用していかなくてはいけません。薬に頼り切って多用するのは避けましょう。薬の服用により特徴が緩和されている時には療育や教育の効果も上がりやすくなるとも言われています。

以下が使われることの多い薬です。

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