子育て情報『自閉症スペクトラム障害とは?年代別の特徴や検査方法、治療法を紹介します!』

自閉症スペクトラム障害とは?年代別の特徴や検査方法、治療法を紹介します!

■非定型抗精神病薬
自閉症スペクトラム障害によってみられる攻撃性、興奮、自傷およびチック(身体が勝手に動くこと)に使用されます。ただし、保険適応外使用になります。

■SSRI、SNRI、三環系抗うつ薬
こだわり行動、うつ、不安障害などに使用されます。

■抗不安薬、SSRI、ベンゾジアセピン系
不安、心身症、抑うつ、睡眠障害、緊張、PTSD(フラッシュバック)に使用されます。■ 抗てんかん薬
気分変調、躁うつ、てんかん発作、イライラなどに使用されます。

■抗ヒスタミン薬
不安、睡眠障害に使用されます。


自閉症スペクトラム障害の支援をする上で心に留めること

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174007691

自閉症スペクトラム障害は早期から療育を行うことで二次障害や二次的問題を予防することができます。また自閉症スペクトラム障害がある子どもを支援する上で大切な考え方をご紹介します。


自閉症スペクトラム障害の二次的問題とは、例えば対人関係が上手くいかない理由でいじめの被害を受けてしまったり、不登校・ひきこもりになることや、親や周囲からの期待に応えられずに常に怒られることでストレスが溜まり、うつや不安障害などを引き起こすといった問題です。

自閉症スペクトラム障害には特有の発達過程・スタイルがあります。周囲の理解がない状態では、「不器用」「ちょっと変わった人」「無神経な人」「こういう性格なんだ」と理解され、それらによって二次的な問題が発生する場合があります。

自閉症スペクトラム障害は、特有の発達過程・スタイルがあります。それを理解しながらサポートしていくことが大切です。例えば「子どもは○歳で○○ができます」という情報が広く一般の方に浸透しています。その情報は大勢の子どもたちを集めた実験研究から統計的に導かれています。

あくまで参考程度の統計データのはずが育児本やインターネットに「1歳頃になったらバイバイを教えてみましょう」という書き方をした記事があることで、「子どもは1歳までにバイバイさせなければいけない」と思い込み、いつの間にかノルマにすり替わってしまっている場合があります。


しかし自閉症スペクトラム障害特有の発達過程・スタイルがあります。発達の遅れや言動への困難さに悩むこともあるかもしれませんが、サポートする側が障害を正しく理解することが大切です。

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