子育て情報『情緒障害とは?症状・原因・支援方法や、教育・福祉・医療における情緒障害の定義の違いを解説します』

2016年10月24日 18:00

情緒障害とは?症状・原因・支援方法や、教育・福祉・医療における情緒障害の定義の違いを解説します

これらの行動から、学校での学習や集団生活に支障をきたしてしまいます。攻撃性を示す場合が多く、その攻撃性が自分に向った場合である自傷行為も情緒障害としてとらえられます。

教育の場で「情緒障害」としてあがることの多い、選択性緘黙と不登校について紹介します。

・選択性緘黙
文部科学省が定義する選択性緘黙は、以下の通りです。

選択性かん黙とは,一般に,発声器官等に明らかな器質的・機能的な障害はないが,心理的な要因により,特定の状況(例えば,家族や慣れた人以外の人に対して,あるいは家庭の外など)で音声や言葉を出せず,学業等に支障がある状態である。
(平成25年文部科学省教育支援資料)

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2014/06/13/1340247_12.pdf
・不登校
文部科学省の教育支援資料において、不登校は、以下のように定義されています。

不登校の要因は様々であるが,情緒障害教育の対象としての不登校は,心理的,情緒的理由により,登校できず家に閉じこもっていたり,家を出ても登校できなかったりする状態である。そして,本人は登校しなければならないことを意識しており,登校しようとするができないという社会的不適応になっている状態である。
したがって,一般的には,怠学や学校の意義を否定するなどの考えから,意図的に登校を渋る場合は,学校に登校しないという状態は類似しているが,ここでいう情緒障害の範囲には含まない。
平成25年教育支援資料Ⅶ 情緒障害|文部科学省HP

http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2014/06/13/1340247_12.pdf


「情緒障害」の子どもには、どのような支援があるの?

情緒障害とは?症状・原因・支援方法や、教育・福祉・医療における情緒障害の定義の違いを解説しますの画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038011709

自閉症・情緒障害通級指導教室
通級指導教室とは、通常学級の学校に籍を置いて、通級指導の時間のみ通級指導教室に通って支援を受けるという制度です。子どもが在籍する学校に通級指導教室が無い場合は、通級指導教室がある他の学校に通って通級指導を受ける場合もあります。

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