子育て情報『子どもの指差しは言葉の発達と関わりがあるの?指さしをしないときの原因や引き出す工夫、相談先まとめ』

2016年11月7日 18:25

子どもの指差しは言葉の発達と関わりがあるの?指さしをしないときの原因や引き出す工夫、相談先まとめ

また、他には、子どもの様子から思っていることを予測して声かけをしてあげたり、ボディタッチなど体のふれあいを通した遊びを取り入れましょう。信頼関係を築くことは、やりとりを行いたいという前向きな気持ちを促し、指差しを引き出すきっかけとなります。

◇2つのものの中から選ばせる
2つのものを示して子どもが主体的に選択できる機会を作ってあげるといいでしょう。

例えば、りんごとみかんを見せて「りんごとみかん、どっちがいい?」「大きいクッキーと小さいクッキー、どっちがいい?」などです。選ばせるときには、「どっちがいい?」「どちらで遊ぶ?」などと、好きなものを指を使って選びとるような課題がよいでしょう。

2つの差し出されたものから自分の指を使って、ひとつを選ぶという経験は、大きい小さい、高い低い、長い短いという対比の概念の理解にもつながっていきます。


指差しが出なくて心配なときは、専門機関に相談してみましょう

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017014103

乳児期の子どもの発達には個人差があります。時間がたてば、指差しが出てくることもあり、心配が取りこし苦労だったという場合もあります。


しかし、専門機関に相談してみることで、子どもの発達に関するアドバイスをいただいたり、より専門的な支援が必要と判断された場合に適切な専門機関を紹介してもらえたりします。気になることがあるときには、以下のような専門機関を訪れてみるとよいでしょう。

小児科は子どもの病気の診療だけではなく、子どもの発達に関する悩みごとの相談にも乗ってくれます。より子どもの発達に詳しい専門機関などの情報も持っており、地元の専門機関を紹介してくれる場合もあります。

行政や自治体が実施主体となって行っている事業です。子育て中の親子が気軽に集い、交流や子育ての不安・悩みを相談できる場を提供することを目的として各地域に設置されています。無料で相談をすることができます。

0~17歳の児童を対象として、育児の相談、健康の相談、発達の相談など、さまざまな相談を受け付けています。
必要に応じて、発達検査を行う場合もあり、無料で医師や保健師、心理士、言語聴覚士などから支援やアドバイスをもらうことができます。基本的に予約制なので、あらかじめお住まいの市町村のHPなどを見て確認するようにしましょう。

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