子育て情報『聴覚障害(難聴)とは?原因、種類や聴覚障害の等級、改善方法、周囲の人の関わり方・支援方法まとめ』

聴覚障害(難聴)とは?原因、種類や聴覚障害の等級、改善方法、周囲の人の関わり方・支援方法まとめ

子どもが聴覚障害の場合には、早い段階で治療を開始するのが理想的といわれています。聴覚障害の改善には、難聴の種類や聞こえの程度により、その内容が変わってきます。ここでは、聞こえの改善のための方法についてお知らせします。

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038012792

補聴器は、普通の大きさでの会話が聞こえにくくなったときに、はっきりと聞くための医療機器です。

補聴器が有効となるのは、音を伝える部分の障害である伝音性難聴に対してのみとなります。音を脳に伝える機能の障害である伝音性の難聴には別の改善方法がとられます。

補聴器にはたくさんの種類があり、また価格によってついている機能もさまざまです。最適な補聴器を選ぶために、補聴器の相談医から販売店の紹介を受けるようにしましょう。


補聴器の購入の際には、保険は適応されません。しかし、身体障害者手帳をお持ちの場合には、補装具交付申請書を市区町村の福祉関係の窓口に提出することで1割負担で購入することが可能となります。

人工内耳は、機能しなくなった内耳の部分に電極を挿しこみ、音を電気信号に変えて神経に送る方法です。人工内耳をつける場合には、以下の条件を満たした上で、手術が必要となります。・内耳が原因の感音声難聴である
・年齢が1歳以上である
・体重が8kg以上である
・6ヶ月以上の補聴器装用によっても十分に聞くことができない

人工内耳の手術には、健康保険が適用されるほか、自立支援医療(更生医療)、高額医療費支給などの各種医療費の助成を受けることにより、負担額の軽減ができます。詳しくは、お住まいの市区町村のHPをご確認ください。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/yogu/gaiyo.html
補装具費支給制度の概要|厚生労働省

http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jiritsu/kousei.html
自立支援医療(更生医療)の概要|厚生労働省

https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3020/r151
高額療養費制度|全国健康保険協会

http://www.jibika.or.jp/members/iinkaikara/artificial_inner_ear.html
小児人工内耳適応基準|一般社団法人 日本耳鼻咽喉科学会

難聴の原因部位によっては、手術が行われることがあります。

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