子育て情報『聴覚障害(難聴)とは?原因、種類や聴覚障害の等級、改善方法、周囲の人の関わり方・支援方法まとめ』

2016年11月21日 20:30

聴覚障害(難聴)とは?原因、種類や聴覚障害の等級、改善方法、周囲の人の関わり方・支援方法まとめ

聴力のレベルは音の大きさを示すデシベル(db)という単位により表されます。デシベルの数値の示す音の大きさの目安は以下をご覧ください。

どの程度大きい音からなら聴き取ることができるかという測り方をするため、聴力の場合は、デシベルの値が大きくなればなるほど、耳が聞こえにくいということになります。正常聴力の場合は、0デシベル近辺であり、難聴の程度が強くなるほどこの値が大きくなります。

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厚生労働省により定められている聴覚障害の等級の基準は以下の通りです。

◇2級:両耳の聴力レベルがそれぞれ100デシベル以上、全聾(ぜんろう)の場合
◇3級:両耳の聴力レベルが90デシベル以上の場合
◇4級:両耳の聴力レベルが80デシベル以上の場合、または両耳による通常の話し声の語音明瞭度が50パーセント以下の場合
◇6級:両耳の聴力レベルが70デシベル以上の場合、または片方の聴力レベルが90デシベル以上、もう片方の聴力レベルが50デシベル以上の場合

上記のいずれかに該当する場合には、身体障害者手帳の交付を受けることができます。

http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/shougaishatechou/dl/toukyu.pdf
身体障害者障害程度等級表|厚生労働省

身体障害者手帳とは、難聴を含め、障害のある人が取得することができる手帳です。平成23年の時点で聴覚に障害があり、身体障害者手帳を所持している人数は14万2000人です。
障害者手帳を取得することで、障害の種類や程度に応じて様々な福祉サービスを受けることができます。

交付を受けるためには、指定された医師による診断書と意見書が必要となります。用紙は市区町村の窓口にある用紙に記入をして申請を行います。申請から約1ヶ月程度で身体障害者手帳が発行されます。

手帳の申請については、以下のページに詳しく手順が載っているので参考にしてください。

http://www8.cao.go.jp/shougai/data/data_h25/zuhyo09.html
身体障害者手帳の所持者数|内閣府


聴覚障害の治療・改善方法

先天性の聴覚障害には、治療により治すことができるものと、治療によっては治すことができないものがあります。治すことができない聴覚障害の場合には、聴力を補うために何らかの改善方法がとられます。

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