子育て情報『ユニバーサルデザインとは?定義や事例、バリアフリーとの違いを詳しく解説します!』

2017年7月21日 17:00

ユニバーサルデザインとは?定義や事例、バリアフリーとの違いを詳しく解説します!

また、バリアフリー化を求める施設の範囲を、公共交通機関・建築物・道路だけではなく、路外駐車場・都市公園にまで広げ、高齢者や障害のある人などが日常生活や社会生活において利用する施設を広く面的にとらえ、生活空間におけるバリアフリー化を進めることとしています。

http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h20hakusho/zenbun/honbun/honpen/h5_1_2.html
参考:「ユニバーサルデザインの考え方を踏まえたバリアフリー施策の推進」|内閣府


ユニバーサルデザインのさまざまな事例

ユニバーサルデザインとは?定義や事例、バリアフリーとの違いを詳しく解説します!の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174009032

先程も述べたとおり、ユニバーサルデザインはあくまで比較の考え方であるため、完璧なユニバーサルデザインといえるものはありません。しかし、これまでみてきた自動ドアやシャンプーの容器、みんなのトイレなど、ユニバーサルデザインに配慮した製品やサービスは身の回りにたくさんあります。

例えば斜めドラム式の洗濯機は、背の高い人や小柄な人、お年寄り、子ども、車いすの人でも誰でも、洗濯物の出し入れが楽にできます。また最近の電気ポットや加湿器にはマグネット式のコンセントがついています。もしコードに足を引っ掛けてもすぐに外れるため、ポットが転倒して熱湯で火傷をするといった事故を防ぐことができます。

他にも、主に弱視の方への配慮として、夜や暗い場所でも分かりやすい発光ダイオードが内蔵された点字ブロックや、床面が低く誰でも乗り降りしやすい電車やバスなど、さまざまな製品やサービスがよりたくさんの人に使いやすいよう設計されてきています。


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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10511002044

カラーユニバーサルデザインとは、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)がつくった考え方です。

人間は、生まれつきの色の感じ方(色覚)に異なる特徴があります。また色覚は病気や老いによって変わることもあります。こうした人間の色覚の多様性に配慮し、より多くの人に利用しやすい配色を行った製品や施設・建築物、環境、サービス、情報を提供するという考え方を「カラーユニバーサルデザイン(略称CUD)」

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