子育て情報『ユニバーサルデザインとは?定義や事例、バリアフリーとの違いを詳しく解説します!』

2017年7月21日 17:00

ユニバーサルデザインとは?定義や事例、バリアフリーとの違いを詳しく解説します!

と呼んでいます。

たとえば、飲み物や食べ物に「加熱時にはヤケドにご注意ください。」という文字を赤色で印字して警告したとしましょう。

一般的には赤色は警告色として注意をひきますが、色覚障害がある人のなかでも特に多い赤緑色弱の人は、赤色と緑色の判別が困難です。赤緑色弱の人に赤色で警告したとしても、地色が緑色であれば、この注意を受け取ることが困難になってしまいます。

できるだけ多くの人に見分けやすい配色を選んだり、色を見分けにくい人にも情報が伝わるように配慮するのが、カラーユニバーサルデザインの考え方です。

http://www2.cudo.jp/wp/?page_id=74
参考:「CUDとは」|NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構

ユニバーサルデザインとは?定義や事例、バリアフリーとの違いを詳しく解説します!の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=30701000552

ユニバーサルデザインフードとは、日常の食事から介護食まで幅広く使うことができる、食べやすさに配慮した食品を言います。

日本介護食品協議会はユニバーサルデザインフードについて自主規格を定めており、これに適合する食品のパッケージには、必ずマークが記載されています。例えば、「とろみ調整食品」は食べ物や飲み物に加え混ぜるだけで、適度なとろみを簡単につけることができる粉末状の食品です。
また、ゼリー状に固めることができるタイプのものもあります。とろみをつけることで、飲み物や食品が口の中でまとまりやすくなり、ゆっくりと喉へと流れます。粉末の量を変えることでとろみの程度を調整できるため、幅広い人が安心して食事することができます。

http://www.udf.jp/outline/udf.html
参考:「ユニバーサルデザインフードとは」|日本介護食品協議会

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10230001574

教育におけるユニバーサルデザインとは、学級全員の子どもたちが「わかる・できる」授業のことと捉えられています。

文部科学省は平成24年7月に、「共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進」を報告しました。この中で、「障害のある子どもと障害のない子ども、それぞれが、授業内容が分かり学習活動に参加している実感・達成感を持ちながら、充実した時間を過ごしつつ、生きる力を身につける」

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