自律神経失調症とは?症状や治療法、セルフケアの方法やストレスとの関係を解説します!
それでもなかなか治らない場合や以前にも何度か同じ症状がでている場合には、総合病院や大学病院などで検査を受けることを検討する必要があります。
検査で原因が見つからなかったり、再発を繰り返す、精神的な症状が現れてきた場合は、身体面からだけでなく心理面からも診療する心療内科を受診することをおすすめします。
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参考文献:伊藤克人ら/編『専門医が治す!自律神経失調症―ストレスに強い心身をつくる、効果的な療法&日常のケア (「専門医が治す!」シリーズ) 』2001年高橋書店/刊
自律神経失調症の治療法は?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28057000897
自律神経失調症の治療には、以下の4つの療法を中心に行われます。
■薬物療法
めまい、頭痛などの身体症状や、不安感などの心理的な症状を取り除くために、薬を用いる場合があります。
自律神経調整薬や抗不安薬、ビタミン剤、漢方などが処方されることがあります。
http://www.dr-maedaclinic.jp/db131.html
参考ページ:自律神経失調症|前田クリニックHP
・漢方の留意点
自律神経失調症により現れる症状を和らげることを目的として漢方薬が処方される場合もあります。ただし、個人の体質や抵抗力などにより調合される薬も異なるので、漢方薬を試してみたい場合は必ず医師に相談することが必要です。
漢方外来などの専門外来だけでなく、心療内科の医師も漢方を処方してくれる場合があり、保険が適応される可能性もあるので、気になるときは医師に相談してみるのもひとつの手です。
■心理療法(精神療法)
心理療法では、医師との会話を通じて心理的なケアをしていきます。認知行動療法や簡易精神療法、自律訓練法など様々な種類があるので、患者一人ひとりに合わせた療法をすることになります。
■理学療法
肩こりやなどの身体の痛みや手足のしびれをやわらげるために、指圧、マッサージ、鍼灸(しんきゅう)、温熱治療、電気治療などの理学療法が取り入れられることがあります。
その場合、病院などにおいて医師の指導のもとに理学療法士が行うことになります。
・心理療法、理学療法を受ける際の医療費における留意点
理学療法や心理療法を医師が治療の一環として認め、病院内で受ける場合なら、ほとんどの場合保険適応になります。