自律神経失調症とは?症状や治療法、セルフケアの方法やストレスとの関係を解説します!
しかし、それ以外の場所で治療を受ける場合は保険適応にならず全額自己負担となる場合が多いため、注意が必要です。
その他にも、専門の治療院で症状の改善を目的とした施術が行われていることもあります。中には自律神経失調症を治療対象とした保険適応の施術を行う治療院もありますので、一度お近くの治療院を調べてみるのもおすすめです。
ここで注意したいのは、理学療法によって一時的に身体が楽になることはあるとはいえ、根本治療ではないので、他の治療法と合わせて行う必要があるということです。
■生活指導
食生活や睡眠時間、運動などの生活リズムを見直し改善するためのアドバイスを受けます。
自律神経失調症を改善したいとき、自分で出来るセルフケアは?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161002501
乱れた生活スタイルは自律神経が乱れる大きな要因の一つです。この章では、自分でできる生活スタイルの改善方法の一部を紹介します。
ポイントとなるのは、できる範囲で少しずつ改善していくことです。
生活リズムを改善しようと気を張りすぎると、それが逆にストレスとなることがあるからです。
気を楽にして、一歩一歩生活を改善していきましょう。
■食事時間を一定にする
食事をできるだけ決まった時間にとることで、自律神経失調症と深い関係をもつ体内時計が正常になります。
■朝食は抜かずに1日3食
食事は1日3食とるようにしましょう。朝食をとることで、心身の活動に必要なエネルギーを得られます。また、朝食をとることにより交感神経への切り替えが行われ、身体を目覚めさせます。
■栄養バランス
自律神経失調症のある方は、食事のバランスが崩れがちであることもあります。健康維持のためには、日頃からバランスのよい食生活をすることが大切です。
ご飯やパンなどの主食、肉や魚などの主菜、野菜や海藻などの副菜、スープや味噌汁などの汁物の4構成を意識した食事をすることで、バランスの良い食事をとることができます。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou-syokuji.html
参考ページ:「食事バランスガイド」について|厚生労働省HP
■早寝早起きをする
自律神経のバランスと深い関わりがあると言われる体内時計を整えるためには、昼は活動、夜は休息という生活リズムを整えることが大切です。