2017年3月14日 11:00
「ママ、靴下脱いでいい?」何でも許可を求める娘。理由は5年前の出来事に…
自分の人生も自分のもの。誰かの許可を取らなきゃ生きていけないなんて、そんなのおかしいよ。自分で考えて行動する。誰かに手伝ってもらったり、予定を変更してもらう時は、それをきちんと確認したり伝えたりする。そうやって、自分の人生は自分の足で歩いて行かなきゃ楽しくないよ!」
娘「そっか!なるべくがんばってみる!」
こうして、わが家では『許可』制度の変わりに、予定の変更を提案したり、自分の選んだ行動で不都合が起きないかの確認をしていくシステムを採用することになりました。
少しずつだけど…これが「自立」への第一歩!
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272004652
もちろん、すんなりと今までの行動が改善されるわけではありませんので、まだまだ娘が「許可」を求めてくることはよくあります。
娘「今日の夜、映画を観てもいい?」
私「ダ~メ!」
娘「えっ!?あ、そっか!えっとえっと、今日の夜、映画を観ようと思うんだけど、何かやらないといけないことが残ってなかったかな?」
私「やらないといけないことは全部終わったよ!後は映画の時間を逆算して、お風呂を済ませれば自由に過ごしていいと思うよ」
娘「そっか!そうだよね!じゃあ、8時までにお風呂から出てきて映画を観ようっと!ママ、ありがとう!」
はじめの頃、娘は「ダメ」と言われると傷ついた顔をしていました。
でも段々とこのやり取りに慣れてきて、少しずつ「私はこうしようと思う。不都合はない?」という確認ができるようになってきました。
今は私への提案と確認になっていますが、この思考回路が定着すれば、大きくなったときに『自分自身への提案と確認』という形にスムーズに移行できるのではないかと思っています。そして、なによりも自分の行動を自分で決めるという自立への第一歩を踏み出せたのではないかと思います。
子どもたちが何度もしつこく確認を行ったり、許可を求める背景には、外から見ただけではわからない大きな不安や恐怖が隠れている場合があります。
「何度言ったらわかるの!」と声を荒げる前に、少しでもその不安を取り除ける方法をお子さんと見つけ出せるといいですね。
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