子育て情報『精神障害とは?定義や種類から精神障害者手帳・障害年金・生活保護などの金銭的な支援、就労支援までまとめ』

2017年6月30日 19:30

精神障害とは?定義や種類から精神障害者手帳・障害年金・生活保護などの金銭的な支援、就労支援までまとめ

1.医療の介入を必要とする、いわゆる精神疾患がある者(医療的意味)
2.精神疾患の影響で日常生活面で問題を抱える状態である者(福祉的意味)

これらの精神障害者に医療面と福祉面それぞれからの支援を行うため、下記のような法律や制度が定められています。

http://amzn.asia/davReCs
参考文献: 精神保健福祉研究会/監 『精神保健福祉法詳解3訂』 2007年 中央法規出版/刊

◇精神保健福祉法(正式名称: 「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」)
精神保健福祉法は、精神障害がある人の医療と保護や、社会復帰、自立の促進のための援助などにより、精神障害者のための福祉の整備や精神保健の向上を目的とした法律です。

精神障害者保健福祉手帳制度や、措置入院、医療保護入院などの入院形態の規定、精神保健福祉センターの設置などが定められています。

http://www.mhlw.go.jp/kokoro/nation/4_04_00law.html
リンク:精神保健福祉法について|厚生労働省HP

◇障害者基本法
障害者基本法は、障害がある人の法律や制度についての基本的な考え方を示した法律です。

障害があろうとなかろうと、全ての人が互いに尊重し合い共生する社会の実現のために、障害のある人の自立と社会参加を支援する法律や制度に関する基本的な計画(障害者基本計画)を立てることや差別の禁止、療育や職業、雇用、住宅における支援制度を整えることなどが定められています。

また、障害者基本法第4条の「差別の禁止」をより具体的に規定した法律に、障害者差別解消法というものがあります。この法律では、障害があるという理由で障害者への商品やサービスの提供を拒否することを「不当な差別的扱い」とし、障害者から配慮を求める意思表明があった場合は過度な負担になりすぎない程度な個別の調整ー「合理的配慮」を行うことが義務付けられています。

詳しくは以下の記事をご参照ください。


◇障害者総合支援法(正式名称: 「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律」)
障害者総合支援法は、障害がある人が基本的人権を享受する個人としての尊厳にふさわしい日常生活・社会生活を送ることを目的とし、障害福祉サービスの充実や地域生活支援事業、その他の必要な支援を行うことが規定されている法律です。

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