2017年8月11日 14:00
本能の赴くまま食事をしてきたアスペルガーでADHDの私が糖尿病で入院した話
というコントロールができないのです。
運動は「いつ、どれだけ運動する」と決めたらマシーンのように続けるアスペルガー的一面がある一方、そのルールに縛られ過ぎて疲れ果て自暴自棄になり、なにもしなくなるという極端な一面もあったように思えます。
例えば、自分の立てた目標がきつすぎてできなかったら「もうだめだ」と、計画の見直しをする前に、運動そのものをやめてしまったこともありました。「少しずつ」とか、「柔軟に」ということが特に苦手だったのです。
でも糖尿病になってしまい、教育入院中に糖尿病の恐ろしさ、食事療法や運動療法が命綱になること、薬では根治しない病気だということを知って「これは今度こそ本気で頑張らなければ寿命まで生きられないかもしれない」と思いました。
同じ発達障害のある、これからの人生でも困難が待ち受けているであろう娘を残して早く逝くのは嫌だし、生き残っても足を切断したリ、透析になってしまったら迷惑をかけてしまいます。
健康を保ちながら平均寿命まで生きるには食事療法や運動療法を一生続けていくしかありません。
こんな私にとって食事療法は特につらいものです。
始めてからまだ1ヶ月余りですが、まだスーパーのスイーツコーナーを見ると涙が出そうになります。今まで限界がくると衝動的に食べてしまっていたので、いつ理性がプツンと切れるか怖いです。
だけど、ヘルパーさんが食事療法のつらさを理解しながらも、励まして薄味でも美味しい料理を作ってくれますし、ソーシャルワーカーさんや相談支援員さんが私の気持ちを理解して支えてくれています。裏切りたくない人たちがたくさんいるのでなんとかやっていけそうな気がします。なにより娘が薄味の料理に付き合ったりして応援してくれるのがうれしいですね。一人だったら到底無理だったと思います。
入院生活では、まず食事療法だけはしっかりすること。運動療法は少しずつでいいと主治医に言われたので、まず食事だけは守り抜こうと思います。
最近ははたくさんノンカロリーのゼリーや飲料があって、それは取り入れていいと言われているので、ほどほど甘いものも食べています。
あとは、日常生活の用事はできるだけ歩く、テレビ体操をするということを実践しています。
自分の弱点を知ってそれを補う体制を自ら作るということ
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017015070
発達障害のある人は、私のように自己管理が苦手な人も多いように感じます。