子育て情報『国家資格の「公認心理師」誕生!臨床心理士との違いは?受験資格や経過措置をわかりやすく解説します!』

2017年8月9日 16:40

国家資格の「公認心理師」誕生!臨床心理士との違いは?受験資格や経過措置をわかりやすく解説します!

主に臨床心理士が活躍してきた領域は以下の6つがあります。

・医療領域:病院、クリニックなど
・教育領域:スクールカウンセラー、教育相談所など
・産業領域:EAP(従業員支援プログラム)など
・福祉領域:児童相談所、発達支援センター、療育施設など
・司法領域:家庭裁判所、少年鑑別所など
・私設相談領域:資格をもとにしたカウンセリングルームを独自に開業する


公認心理師になるには?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10138001548

公認心理師になるには、受験資格を満たし国家試験に合格する必要があります。

実際の細かいカリキュラムなどについては、まだ決定してはいませんが、文部科学省・厚生労働省が取りまとめた「公認心理師カリキュラム等検討会」の平成29年5月31日に報告書をもとに、今後省令などによって定められていくと考えられます。そこで今回はこの報告書にもとづいてご紹介します。

1.「公認心理師になるために必要な科目」を心理学関係の大学と大学院を出て修了する。
2.大学で公認心理師になるために必要な科目を修めて卒業し、文部科学省令・厚生労働省令で定める施設で、規定の期間以上心理関係の仕事に従事する。
3.1.2の条件と同等以上の知識・技能を有すると認められる。

「公認心理師になるために必要な科目」は

・大学での必要な科目合計25科目、実習80時間以上を実施
・大学院での必要な科目合計10科目、実習450時間以上を実施

となっています。
科目などの詳細は以下の2ページ目をご参照ください。

http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/0000167171.pdf
参考:厚生労働省「公認心理師のカリキュラム等検討会報告書の概要について」p2
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12201000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu-Kikakuka/0000169346.pdf
参考:厚生労働省「公認心理師のカリキュラム等検討会報告書」

1.出題範囲
・出題範囲として詳細な科目は定めずに、「公認心理師として具有すべき知識及び技能」

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