2017年11月26日 11:00
7歳になっても続くおもらし。負のスパイラルに終止符を打ったのはある日のトイレの惨状だった
どうしてこんなことに目くじらをたててやってきたんだろう。
きっと息子は「またママに怒られる」と思って、怖くてなにも言い出せなかったんだな・・・
すごく困ったはずなのに。「どうしよう、ママ!」そう言って、助けを求めたかったはずなのに。
子どもが困ったときに、手を差し伸べられる存在になりたかったんじゃないの?いったい、今まで何をしてきたんだろう。
漏らしたら、着替えればいいだけじゃない。
床を汚したら、拭けばいいだけじゃない。
ウンチが転がったら...どうしたらいいんだろ。
ママも初めてだから、わかんないよ。
トラブルのない世界なんてないんだから、「どうしてトラブルを起こすの!」と叱るより、「これ、どうしたらいいかな?」って一緒に考えて一緒に動けばいいんじゃない。
このウンチ事件以降、私の中でお漏らしに対する怒りはスッと消えてなくなりました。「漏らしちゃった」と泣きながら申告する息子に、「おっ、トラブル発生だね。そうだよね、自分が一番悔しいよね。泣くだけ泣いたら、解決方法を一緒に考えよう?」と声を掛けられるようになりました。
「あのね、ズボンが濡れて気持ちが悪いよ」と泣く息子に上から指示を出すのではなく、同じ目線に立ってお話をします。
「そうだよね。そのままだと冷えちゃうし、どうしたらいいんだろうね?」と悩む姿勢を見せると、しばらく考えた後に、世紀の大発見をしたように嬉しそうな顔で「そうだ!全部脱いで着替えればいいんだよ!」と返してくれるようになりました。
「汚れたところはきれいにお掃除すればいいだけだよね!」と、一緒に床を拭くようにしていると、いつの間にか自分で拭ける範囲のところは拭いてから、「できるだけキレイにしたけど、まだ汚れてるかもしれないから見てくれる?」と私を呼びに来るようになりました。
おかげで、私も安定した気持ちでお漏らしを迎えられるように。
負のスパイラルを断ち切って前に進めるようになったウンチ事件に、今はとても感謝しています。
そしてやってきた、8回目の冬。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161018929
そして今年も、トイレトレーニング中には鬼門の季節がやってきました。
急に寒くなり、息子は例にもれず、久しぶりに2日続けておねしょをしてしまいました。