子育て情報『障害のある子の「親なきあと」ってどうなるの?今からできる対応策から体験談まで紹介します!』

2017年12月27日 15:00

障害のある子の「親なきあと」ってどうなるの?今からできる対応策から体験談まで紹介します!


障害のある子の「親なきあと」への備えって?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11044020296

子どもに発達障害などの障害がある場合、その子の特性をよく理解している保護者が、子どもの生活を全面的に支援しているケースも少なくありません。では、保護者に万が一のことがあり、サポートが難しい状態になった場合、どのようなことが起こるのでしょうか?

保護者がサポートできなくなったときに向けて備えておくべきこととして、大きくは次の3つがあげられます。

・支援者への備えー障害特性を理解し、サポートできる人はいるのか
・生活費への備えーお金の管理はどうするのか
・居場所への備えーどこに住むのか、どこで働くのか

この記事では、自立に向けた準備、障害年金などの経済的支援、財産を子どもが適切に受け取るための方法、成年後見制度など、親が元気なうちに準備しておきたいことを紹介していきます。



親なきあと、「支援者」への備え

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親が元気なうちは、子どもの障害特性の一番の理解者として生活を全面的にサポートしたり、学校や社会との橋渡し役をすることもできます。

しかし、親に万が一のことがあった場合に備えておかなくてはいけません。子どもの特性を踏まえつつ、子どもの自立を見据えた準備をしていく必要があります。

少しずつ、自立に向けた力をつけていくことが大切です。ここでは、子どもの自立に向けた取り組みをしているご家庭の体験談をいくつか紹介します。

発達障害のある子どもをもつシングルマザーの多原美加さんは、親なきあとに備えてのこしたいものとして、人に相談する力、頼りになる支援者、子どもたち一人ひとりにむけたメッセージ、自分を認めて生き抜く力の4つをあげています。

kaoruさんは、ある講演会で聞いた「重度の自閉症児でも、教えればたいていの家事はできるようになる」という言葉をきっかけに、家庭で生活力アップのための取り組みをはじめ、少しずつ「困難を自分で解決する力」を身につけられた体験記を書いています。その子の特性に合わせて、生活力を上げるための実践を日々の生活から意識すること、親子で楽しみながら実践を積み重ねていくことの大切さが学べます。

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