子育て情報『約450名の当事者が回答!女の子の発達障害、勉強や仕事、恋愛、交友関係など悩みや解決策は?』

2018年1月24日 14:00

約450名の当事者が回答!女の子の発達障害、勉強や仕事、恋愛、交友関係など悩みや解決策は?

「やらなければならないことを優先度合いで順番をつけ実行するのが苦手なため、いつも手一杯で結果も中途半端」
「電話対応の仕事をした時に、電話しながらメモができなくて、電話を切ったあとに、内容を忘れる相手の名前や会社の名前を忘れる」
「マニュアルがないと戸惑う。マニュアルから逸脱するのに抵抗がある」
「仕事では、不注意のため介護現場で利用者さんに怪我をさせてしまった」

また職場での人間関係についても、世間話ができなかったり、飲み会への参加が苦痛で断るうちに、同僚との関係がぎくしゃくしてしまうようです。
「休憩時間の世間話が上手くいかない」
「飲み会が苦痛」「飲み会への不参加が続く。何度も誘われるが仕事するだけでいっぱいいっぱいでヘトヘトなので何度も断り嫌われる」

ただ、中には「以前は多くあったが、現在の職場にはカミングアウトして、できないところのサポートと配慮をしてもらいやすくなった」という風に、発達障害について周囲に伝えることで、必要な配慮をしてもらえるようになったという回答もありました。


第二次性徴時の体の変化についての困難やトラブルの内容に、特徴がある

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Upload By 発達ナビ編集部

第二次性徴時の体の変化については、約半数は困難やトラブルを経験しなかったという回答でしたが、約25%からは、次のような困難やトラブルについての声があがりました。

■体の変化が受け入れられない(13件)
■PMSなど生理に関連する体調不良(12件)
■自分の性別への違和感(9件)

まず、急激な体の変化についていかず、対応ができなかったという意見が目立ちました。
「自分に何が起こったのか理解できなかった。受け入れがたかった」
「急激な身体の変化による不安や不眠」
「ブラジャーをつけることが物凄く気持ち悪く、つけずにいたら母に酷く叱られた。
月経にもなかなか対応できず下着を汚してばかりいた」

生理に関する困難も多くあげられました。ホルモンバランスの変化によるイライラのほか、一定しない生理周期にパニックになる、ゆううつになるなどの例も。
「10才くらいで初潮がありPMSが現在もきついです。思春期はいつもイライラしてて家の中で荒れていました」
「生理が来なくなったり、早まったりと予測ができず初めはパニックになることが多かった」
「生理前のゆううつ感、自殺願望、生理が来るたびになんで妊娠しないのにと思った」

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