2018年1月24日 14:00
約450名の当事者が回答!女の子の発達障害、勉強や仕事、恋愛、交友関係など悩みや解決策は?
読み書き困難については、次のような回答がありました。
「文章題の意味が取れない」
「成人してからも逆さ字をかいてしまう。読めるけどかけない」
「指示代名詞の理解が難しい。『ちゃ、ちゅ』など小さな文字の読み書きができない」
また、板書がなくなったことで理解が難しくなったという場合もあるようです。
「先生の言葉だけでは理解できないので、高校大学で黒板などをほとんど使わなくなってくるとついていけなくなった」
教科によって得意不得意の凸凹が大きかったり、不器用さや集中できないことなどから勉強に支障が出てしまう場合が多くあるようです。
約半数が、ファッションや身だしなみでのトラブルや困難を経験
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ファッションや身だしなみに関しては、約半数が困難やトラブルを経験しています。以下のように、そもそもファッションに興味を持てない、適切な服装を自分で考えることが苦手、不器用さなどから身だしなみを整えるのが苦手、感覚過敏があり着られるものが限定されるといった面があるようです。
■TPOに合う服装が分からない(26件)
■無頓着・だらしない(23件)
■不衛生(15件)
■感覚過敏(10件)
TPOに合う服装が分からないという回答が一番多く寄せられました。
具体的には、細かな指示がないと何を着ていいのか分からない、季節に合わせた服装ができないなどの声がありました。
「ドレスコードが分からない」
「制服以外で、日中の外出に何を着たらいいか分からなかった。無地で2色くらいが無難と気付くまでは、ちぐはぐな上下を組み合わせていたと思う」
「Tシャツ、ジーパン不可の指示で、ポロシャツとチノパンで行ったら、怒られた」
「どんな服装が適切か(温度との関係など)がよく分からない」
無頓着・だらしないという回答については、下記のような具体例があげられました。興味が持てなかったため無頓着になってしまったり、不器用さなどからルーズな着こなしになってしまうことが多いようです。
「2児の母ですが、未だに化粧もせず(そもそも興味が持てない、面倒)、ファッションも気にすることができない。歯磨きも幼少の頃から苦手でうまくできないまま。ムダ毛を剃っても剃り残しが頻発」
「今はかなり気をつけていますが、背中が出てる、パンツ見えてるはよくいわれてました」
感覚過敏についての声も寄せられました。