子育て情報『約450名の当事者が回答!女の子の発達障害、勉強や仕事、恋愛、交友関係など悩みや解決策は?』

2018年1月24日 14:00

約450名の当事者が回答!女の子の発達障害、勉強や仕事、恋愛、交友関係など悩みや解決策は?

それまで意識していなかった性差に直面し、自分の性を受け入れられない、理解が難しかったという人もいました。
「自分の性別を受け入れられない」
「女の体になるのが気持ち悪かった。今も、胸を潰して腰を狭くできるならそうしたい」
「性別の概念がよく分からないので、勝手に分けられる体になることに抵抗があった」

困難やトラブルがあった25%については、体の急激な変化に加え、大人の女性として見られていくことに対して、うまく対応ができず混乱してしまったことがうかがえました。


約62%が学習面での困難を経験している

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学習面での困難としては、下記のような内容が多く寄せられました。

■得意不得意の差が大きい(33件)
■集中できない(17件)
■読み書き困難(12件)
■宿題忘れ(8件)

得意不得意の差が大きいという人の中でも、算数・数学ができないという回答が20件ありました。
「数学が全然分からなかった」
「今思えば数学が極端にできない。答えが1つである性質には魅力を感じるのだが、できない」
「算数の繰り上がりの足し算から分からなくなった。(中略)コンパスなどをうまく使えず、図形の問題に時間がかかった」

また、国語や英語について苦手感があるという声も数件ありました。
「漢字は読めるのに、書くことができない。英語のスペルが全く覚えられない」
「漢字が覚えられない。忘れるのが早い」
「文法が苦手なため国語や英語も苦手で覚えられなかった」

逆に、「小数点や分数の計算は未だにできない。(中略)文を書く事は好きだったため、国語表現の成績だけはよかった」など、得意な科目についてはよくできたという声もありました。

集中力のなさからの困難としては、下記のような例があげられました。
「集中力が続かない、文章は読めても理解できない」
「集中して聞き続けられない、書字が遅く、また聞いていることを要約しながら書けないため板書が困難」
「過度集中の特性を持ちつつも、通常時に机に向かって一つのことに集中していられない」

また、過集中の特性を生かせるときと生かせないときがあるという人もいました。
「過集中の時はテストの成績も良いが、そうじゃないと全く勉強できない」
「始める前に色々と考えてしまうと、思考で頭がいっぱいになってしまい、何もできなくなる。ただし、一度始めれば一般的以上の集中力や成果を発揮」

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