子育て情報『女の子の発達障害、思春期に起こる身体と心の変化とは?時期特有の悩みごとや、その対処法を説明します』

2018年2月2日 18:15

女の子の発達障害、思春期に起こる身体と心の変化とは?時期特有の悩みごとや、その対処法を説明します


思春期は、子どもから大人への変化を遂げる期間

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161010251

思春期とは、子どもが大人へと移行する時期のことです。この時期には第二次性徴という体の変化が生じたり、異性への関心が育まれたりします。

始まる時期には性差があり、女子は9歳、男子は11歳くらいです。二次性徴が始まった年齢から18歳頃までの期間を一般的には思春期と呼んでいます。思春期に入ると、脳から生殖器に性ホルモンを分泌するような指令が届き、男性なら精巣、女性なら卵巣からホルモンが全身に分泌され、身体に様々な変化が起こり始めるのです。二次性徴とは、このように思春期の身体に起こる性的な変化の総称です。

第一次性徴とは、性別を決定する要素、つまり生まれてすぐわかる男女の性器にみられる特徴(精巣や陰茎、女性の子宮、卵巣)のことを指し、第二次性徴は、性器以外の身体の各部分において男女の違いが現れる変化を指しています。

女性の第二次性徴の例として、乳房の発達、丸みを帯びた体つきになる、初経(初めての月経)などがあります。
これらの体の変化がいきなり自分の身に起こることで、子どもたちは「これは自分の体ではない」と違和感を感じることもあるかもしれません。

特に、発達障害や知的障害がある子どもの中には、突然の変化が苦手な子や、感覚過敏のため月経に生理的な嫌悪感を抱く子、それらの違和感をうまく表現できずに大きなストレスを感じてしまう子もいるでしょう。

つまり、思春期は子どもにとって身心に大きな変化と、それに伴う悩み事が生じる時期なのです。

次の章では、発達障害の女の子にとって思春期がどのような時期なのかを説明していきます。

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参考:野口忠/著『栄養・生化学辞典』(朝倉書店)2011年

https://www.jpnsport.go.jp/jiss/Portals/0/column/woman/seichoki_handobook_1.pdf
参考:女性アスリート指導者のためのハンドブック「発育・発達について」│国立スポーツ科学センターHP


女の子の発達障害は、思春期に見つかることが多い

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発達障害とは、認識や行動に特性があり、社会生活に支障をきたす状態にあることを言います。

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