フリースクールをつくってみた!不登校の息子の学ぶ場をつくりたかった、母の奮闘記
このフリースクールでは、問題が起こったら先生と一緒に「どうしたらみんなが気持ちよく過ごせるか」についてミーティングを重ね、みんなで解決しているそうです。驚くことに、学校に通っていたときは毎日のように出ていたじんましんも、普段はまったく出なくなりました。
好きなことを伸ばしてあげたら良い
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174007521
フリースクールの先生は「よく学校で座っていられたね。学校は無理だったんじゃないかな」と驚いていました。
体験初日、あらゆるものに興味がうつり、引き出しすべてを開けて室内を走り回っていたとのこと…そして先生はこうもおっしゃいました。「チー坊の動いちゃうのは性質で、仕方のないことだと思う。学校で無理に座らせて苦手なことを克服するより、好きなことや得意なことを伸ばしてあげたら良いと思うよ」
フリースクールの先生は、子どもたちの興味に合わせて小学校1年生から中学生に授業をしてくれます。博物館の特別展(古代アンデス文明展)に行く前には南米の地理や歴史、古代文明について授業をしてくれ、息子は古代文明好きに。
毎週お散歩の授業があり、博物館に行ったり、アスレチック公園に行ったり、山登りしたり…お散歩での発見から次の授業が広がるなど、子どもたちは体験を通して楽しく学んでいるようです。
チー坊がニコニコしながらフリースクールに通うようになって、私の心も本当に軽くなりました。
心が元気になって、フリースクールに通う元気な子どもたちをみるたびに
「人にはいろいろな学び方がある。学校だけが学ぶ場所ではない。こんな素敵な場所がたくさんあったらいいのに」そんな風に考えるようになりました。
学校になじめない子が学べる場所が、日本には少ない
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10179012582
フリースクールを探す過程で、息子のように学校になじめない子がたくさんいること、小学生の居場所が少ないこと、学べる場所が本当に少ないことを知りました。
通級の先生は「学力支援や凸凹の凹(苦手)の部分を支えるものはあります。しかしチー坊のように、凸が高すぎるための凸支援は残念ながら日本にはありません。