2020年10月3日 08:00
発達障害がある子に必要な支援とは?関わり方から、活用できる専門機関や公的サービス、民間資源についても紹介!
片付けや整理整頓も苦手で、どこに何をしまったのかも忘れてしまうことがある。約束や課題の〆切なども忘れてしまうことが多いため、対人トラブルや周囲から叱責されることが多くなりがちである。
・我慢ができず、感情がコントロールできない
:じっと座っていることが難しかったり、順番を待つことが苦痛である。そのために周囲の人とケンカになってしまうこともある。感情のコントロールが苦手で、カッとしたりイライラしたりしやすくて、些細なことでもつい手が出てしまうことがあるので、対人トラブルになりやすい。
・行動がコントロールできない
刺激に敏感ですぐ気が散ってしまったり、おしゃべりがやめられない。先生の指示で動いたり周りと合わせて行動したりするのが苦手なので、集団行動をとったり、周りと同じペースで物ごとに取り組むことが苦手である。
●学習障害(LD)がある子どもの困りごと
・読むことが苦手
読み間違いの多さや、読むことの遅さ・たどたどしさがある。
また、読めたとしても非常に疲れてしまうことがある。
・書くことが苦手
文字の形を正確に書くことができない。文法やマルや点の打ち間違いが多い。文章で表現することが苦手。
・算数が苦手
数を理解したり、覚えたりするのが難しい。計算ミスが多かったり、計算が遅かったりする。数式を用いて考えるのが苦手なので、複雑な計算などがなかなかできない。
・なぜできないのか理解してもらえない
学習障害の子どもは苦手なこと以外はそれなりにこなせることが多く、「なぜ他のことはできるのに、これだけできないのか?」と困りごとを周囲の大人に理解されにくい。
怠けているのではと誤解されて注意されることで、ますます意欲が低下するという悪循環が生じやすい。
※リストは行動の一例です。その障害があるすべての子どもに該当するとは限りません。
https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/
発達障害とは?種類・症状・進路・発達支援の重要性について
発達障害のある子どもには、どんな関わり方が必要とされている?
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=33000004052
発達障害のある子どもは、特性が理解されないまま、「困った子」「できない子」として誤解され、叱られることで、やる気や自信をなくしてしまいがちです。