子育て情報『モロー反射とは?新生児から生後何ヶ月くらいまで見られる?激しいときの対処法やてんかんとの違い、脳性麻痺や発達障害との関係についても解説【小児科医監修】』

2022年8月30日 14:15

モロー反射とは?新生児から生後何ヶ月くらいまで見られる?激しいときの対処法やてんかんとの違い、脳性麻痺や発達障害との関係についても解説【小児科医監修】

また、モロー反射から泣きだす子どもの大半はびっくりして泣いています。保護者がこまめにスキンシップをとることで赤ちゃんを安心させてあげることも一つの方法です。


まとめ

モロー反射とは0~4ヶ月で見られる原始反射の一種です。大きな刺激を受けたときに身体をびくっとさせ、両手を広げてしがみつくようにする動作は赤ちゃんならではのとても可愛らしい動作です。

また、ただかわいい動作であるだけでなく、モロー反射をはじめとした原始反射は子どもの発達状態の一つの重要な指標となります。原始反射の始まりと終わりの時期や動作の特徴などで子どもの発達状態に問題がないか気づくきっかけになることがあります。

モロー反射とさまざまな疾患・発達障害との関係についてもご紹介しましたが、実際保護者にとって、モロー反射とほかの疾患の症状を区別することは難しいケースが多いです。モロー反射などの原始反射を通して、少しでも不安を感じたときは乳幼児健診の際に保健士や医師に相談したり、行きつけの小児科へ相談したりすることをおすすめします。

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