子育て情報『縄跳びが飛べなくて癇癪!ASD息子が「秘策」で笑顔に!?不器用すぎる息子と母の二人三脚――発達ナビユーザー体験談』

2022年9月25日 14:15

縄跳びが飛べなくて癇癪!ASD息子が「秘策」で笑顔に!?不器用すぎる息子と母の二人三脚――発達ナビユーザー体験談


ASDがあり、不器用さから運動が苦手な息子。縄跳びが跳べなくてーー

3歳4ヶ月のときにASDの診断がおりたわが家の小2息子。感覚過敏もあり、物事を0か100かで考える白黒思考なところがあります。目の前にあることについ夢中になってしまい、感情コントロールが難しく、自分の予想と少しでも違うとすぐに泣いたり怒ったりしてしまうこともありますが、だじゃれと本を読むことが好きで、甘えん坊なところが可愛いです。

発達性協調運動症(発達性協調運動障害)の診断はおりていませんが、息子は不器用さのため運動が苦手です。そんな息子が学校の授業で特に苦戦していたものがあります。それが、縄跳びです。

わが家では、入学式の翌日から母子同伴登校をしています。
登校初日から教室にいられなかった息子を見て、先生に母子同伴登校をお願いしました。息子が小1のときのある日、息子が体育の授業を受けている様子を見ていたときのことです。その日は音楽に合わせて縄跳びをする授業。しかし準備運動中に「できない!もうやだ!」と縄跳びを地面に投げつけて泣いてしまう息子の姿がありました。

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運動が苦手な息子は縄跳びを回しながら跳ぶことがまだできません。その上、息子は、失敗することや人よりできていないことへの抵抗が強く、「跳べなくても大丈夫」と先生が言っても納得できず癇癪につながってしまっているようでした。

それに加えて、全校で行う『縄跳び集会』の日も迫ってきていました。朝の時間の20分ほどで行う、5・6年生が主催の「みんなで縄跳びを楽しみましょう」という会なのですが…このままでは息子は跳べないままその日を迎えてしまいます。



見かねて縄跳びの特訓を始めたけれど…

跳べずに癇癪をおこす息子を見かねて、その日から家でも縄跳びの練習を始めました。

息子は幼稚園年長のときにOTの先生から教えてもらった、持ち手の長い縄跳びを使って跳んでいました。市販の縄跳びの持ち手に、ラップの芯を継ぎ足したものです。
回した縄を跳び越えることはできるのですが、体全体に力が入っているので、練習を始めても10分ほどですぐに疲れてしまいます。「あーもうだめだ。疲れたー」となってしまい、できるようにはなりたいけれど、跳び始めると疲れて諦める、という様子でした。特性から先の見通しを持ちづらいので、縄跳び集会の日に向けて練習を重ねるというような意識もなかなか持てません。

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