子育て情報『心療内科と精神科の違いは?頭痛や吐き気、倦怠感でも受診可能?対象になる病気や障害、治療の流れや費用について【精神科医が回答】』

2023年3月28日 14:15

心療内科と精神科の違いは?頭痛や吐き気、倦怠感でも受診可能?対象になる病気や障害、治療の流れや費用について【精神科医が回答】

を探すことが大切です。
そのための一つの指針として薬の「飲み心地」について話し合えるかどうかが重要です。不安なことや、悩みがある場合、気軽に相談できる病院を選べるとよいでしょう。

心療内科と精神科の違いは?頭痛や吐き気、倦怠感でも受診可能?対象になる病気や障害、治療の流れや費用について【精神科医が回答】の画像

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Q:頭痛や吐き気などが続いています。このような身近な症状でも心療内科や精神科を受診してもいいのでしょうか

頭痛、倦怠感、吐き気などの体の不調が続くのはストレスが背景にあるかもしれません。ストレスが招く体の不調には以下のようなものがあります。

・頭痛
・倦怠感
・めまい
・不眠
・過呼吸
・食欲減退、過食
・吐き気
・胃痛、腹痛、下痢
・動悸
・咳、ぜん息発作
・発汗
・抜毛など

身近な症状が多く並びます。このような不調が続く場合、その背景には以下のような疾患が隠れている可能性があるのです。

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Q:心療内科や精神科の受診対象となる病気や障害は?

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うつ病は気分障害の一つで、一日中気分が落ち込んでいたり、何をしても楽しめないなどの精神症状と、不眠、食欲減退、疲れやすいなどの身体症状が現れます。

統合失調症は、脳のさまざまな動きがまとまりづらくなり、幻覚や妄想などの症状が起こる病気です。幻覚や妄想は本人には現実のように感じてしまうので、病気が原因だと自分自身で気づくことが難しいといわれています。

うつ病の中でも、心の不調が体の不調に隠れてしまっているものが「仮面うつ病」と呼ばれています。主な症状は吐き気や腹痛、倦怠感、動悸などです。身体症状なので、精神科や心療内科ではなく内科、産婦人科などで診察を受けても異常が見つからず「単に調子が悪いだけ」と誤診されてしまうこともあります。

過敏性腸症候群(IBS)は腹痛や下痢、便秘といった腸の不調が見られる病気です。日常生活への支障は痛みによる不快感だけではありません。
急におなかが痛くなってトイレへ駆け込む、出勤前にトイレから出られなくなる日が多いなど、学校や仕事に影響が出ることもあります。

https://www.jsge.or.jp/files/uploads/IBSGL2_re.pdf
【参考】機能性消化管疾患心療ガイドライン2014|日本消化器病学会

自律神経とは、体のバランスを整える神経です。

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