子育て情報『療育園は「最後の砦」!?年長で転園、消極的だった息子に変化が?発語、友達との関わり方…通園1年間で得た成長と母の経験』

2023年9月9日 06:15

療育園は「最後の砦」!?年長で転園、消極的だった息子に変化が?発語、友達との関わり方…通園1年間で得た成長と母の経験

と言われていましたが、夏休み前には笑顔で「抱っこして」などの発語が出てきて先生にかなり甘えるようになっていました。先生方も「だいぶ積極的になりました」とうれしそうに報告してくださいました。
まだお友達と遊ぶことはありませんでしたが「◯◯くんに持っていって」とお願いされるとお友達のところまで持っていけるように!先生から「クラスメイト全員の名前は覚えています」とも言われ、まちゃの成長を感じることができました。

ただ良いことばかりではなく、偏食は入園前とほとんど変わらずでした。保育士の先生は給食をめちゃくちゃにしてしまうお子さんの対応に忙しそうでしたし、本来なら言語聴覚士や臨床心理士さんたちも頻繁に様子を見てくれることになっていましたが、コロナ禍で保護者以外の大人の入園も制限されてしまいました。

そして、いつでもできた保護者の見学もコロナ禍で年度途中から中止。さらに、まちゃが大好きなプールもコロナ禍で閉鎖に……。結局、卒園まで一度も入ることは叶いませんでした。



1年間通って就学へ

療育園は「最後の砦」!?年長で転園、消極的だった息子に変化が?発語、友達との関わり方…通園1年間で得た成長と母の経験の画像

Upload By カタバミ

授業風景を見学していても、まちゃはふざけ合うお友達の間に座っていても、大人しく座って紙芝居や絵本などを集中して見ていました。担任の先生は20年以上療育園に勤務されていて、就学も担当するベテランでした。就学に向けた面談では「まちゃくんは45分座っていられそうですから特別支援学級を考えてみてください」と、担任の先生がアドバイスをしてくださったことが心強かったのを覚えています。

夏はプールはなくても外で水遊びがあり、うれしそうにはしゃぐまちゃの姿を見ることができました。運動会や卒園式などの行事は子どもたち全員が参加できるおおらかなもので、親もハラハラすることなく落ち着いて観覧することができ、とてもありがたかったです。

私自身も卒業アルバム委員になったことで、障害があるお子さんのママたちと穏やかに交流することができました。それは、幼稚園でも児童発達支援事業所でも、叶えられなかったかけがえのない出会いでした。
1年間通ってみて、療育園は施設も内容も含めて、私とまちゃどちらにも、とても合っていたのだと思います。
そして、私たち親子にたくさんの経験をくれた大切な思い出の場所になりました。

執筆/カタバミ

(監修:室伏先生より)
療育園でのまちゃくんの成長の様子やカタバミさんのお気持ちなどを共有してくださり、ありがとうございました。

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