子育て情報『双子の息子、2人とも発達障害!?幼少期の集団行動拒否に悩んでいたけれど…【読者体験談】』

双子の息子、2人とも発達障害!?幼少期の集団行動拒否に悩んでいたけれど…【読者体験談】


通級指導教室に通うADHD(注意欠如多動症)傾向の一卵性双子の息子たち

わが家には小学5年生の一卵性双生児の男の子がいます。生後6ヶ月でハイハイを始めた頃からその動きの激しさに「多動では?」「もしかして発達障害があるのでは?」とずっと悩んでいたのですが、保育園、幼稚園の先生からは「大丈夫ですよ」と言われ続けていました。

ですが就学後すぐ、弟の担任の先生から「指示が聞き取れていないことが多いです。また、なわとびなどできないことがあると癇癪が出るので、通級指導教室をおすすめします」と言われWISC-Ⅳを受け、小学1年生の終わりから通級指導教室に通っています。また、遅れて兄も同じように指摘をされ、小学2年生から通級を開始しました。診断は受けていませんが2人ともADHD(注意欠如多動症)、さらに弟の方にはASD(自閉スペクトラム症)の傾向もあると感じています。

そんな息子たちが1歳、2歳の時、感じた違和感をお話したいと思います。


児童館の1歳児教室で1年間全く踊らなかった息子たち

息子たちが1歳になった頃、地域の児童館の1歳児教室に入りました。
週1で15名程の1歳児が保護者と一緒に手遊びや工作、ダンスなどを集団で楽しむところです。

教室初日、息子たちは場所見知りが全くないためサササーっと教室入り、部屋の中をぐるぐる走り回りだしました。(止めなきゃ!)と焦った私が目にしたのは、保護者の膝の上に座って待っているお子さんたち。(すごい!みんなちゃんと待ってる!)と驚きながら、一人を追って抱っこし、もう一人を捕まえようとしたところ、児童館の先生が「いいのよ~。好きに走ってて」と声がけをしてくれ、もう一人は先生が見てくださることになりました。いつも息子2人を一人で見ていたので、なんてありがたいことだと感動しつつ、教室がスタートしました。

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まず手遊びが始まりました。先生がゆっくり手本を見せてくれるのですが、息子たちは先生の方を全く見ません。
周りの子は手を叩いたり反応しているのに……と不安を感じました。そして次に明るい幼児向けの曲が流され、それに合わせて踊ろうということになりました。

ほかのお子さんは、楽しそうに足踏みをしたりして踊っているのですが、息子たちは踊ろうという素振りもありません。耳を抑えながら、嬉しそうに「キャー」と声を上げ、教室を何周か走り、そのまま二人で教室を出ていってしまいました。

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